ビットコインに黄信号?31日の主要仮想通貨テクニカル分析

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

ビットコインの論文が公表されてから10月31日で10年が経過した。金融危機の混乱が続く2008年に誕生して以来、ビットコインは世界的な現象になった。数千もの仮想通貨が後を追うように誕生したものの、ビットコインの優位性が揺るぎない状況が続いている。現在、仮想通貨市場全体におけるドミナンス(全仮想通貨における占有率)は約54%だ。

過去10年間、ビットコインは大きなボラティリティ(変動幅)がある資産として注目されてきた。2009年10月時点で1ドル2300.03ビットコインだったが、2017年末には1ビットコインが1万9531.9ドルまで上昇した。他の資産クラスでは類を見ない動きだったと言えるだろう。

この目を見張る上昇に対して、ビットコインは支持者、懐疑論者の双方を引きつけた。多くの伝統的な投資家やエコノミストは、ビットコインを懐疑的にみる一方、多くのミレニアルや技術オタクは次の10年間で輝かしい未来が待っていると期待する。

次の10年間でビットコインは新たな投資家を引きつけるだろう。しかし、過去10年間で見られたような放物線を描くような上昇は見られないだろう。より慎重に、散発的な上昇を挟んで段階的な上昇になると考える。

BTC/USD

ビットコインは弱含んでいるようだ。反発の兆しはまだ見られない。RSI(相対力指数)はネガティブな領域に入り、20日間EMA(青色)が下落傾向にある。短期的には弱気派の勢いが強まっている。6200ドルまで下落したら、5900〜6075.04ドルのサポートゾーンまで下がる可能性がある。

ビットコイン・アメリカドル(BTC/USD)チャート

(引用元:TradingView

また下降型トライアングルを打ち破れなかったことも、ネガティブなサインだ。もしBTC/USDが5900ドルを下回ったら、5450ドルまで下がるかもしれない。その下は5000ドルが見えてくる。

歴史的に、ビットコインは年末にかけて上昇する。過去3年間、11月と12月は力強い動きを見せた。今年もそのような動きがあるかもしれない。もし6831.99ドルを超えたら、7400ドルまで上昇する可能性がある。

ロングポジションを持つトレーダーは、5900ドルでストップロスを維持してよい。

ETH/USD

イーサリアムは過去3日間、200ドルを下回る水準で推移した。過去2回サポートになった188.35ドルに再び迫る可能性がある。

イーサリアム・アメリカドル(ETH/USD)チャート

(引用元:TradingView

20日間EMAは下がる一方、RSI(相対力指数)はネガティブな領域にある。短期トレンドは赤信号だ。188.35ドルを下回ったら、次は167.32ドルが待ち構えている。ここが強いサポートとして機能するだろう。

一方もし249.93ドルを超えたら、ETH/USDのトレンドに変化が出るかもしれない。そうなれば買い手を引きつけ、次のレジスタンス水準である322.57ドルまで上昇するだろう。

XRP/USD

リップルは、10月16日以降、狭いレンジでの取引が続いている。RSI(相対力指数)は、中間点に近い。需要と供給のバランスが取れている。

リップル・アメリカドル(XRP/USD)チャート

(引用元:TradingView

XRP/USDは、今後2、3日で狭いレンジを上振れるのか、下振れるのか、試されている。0.48ドルを上回った水準で取引を終えたら(UTC時間で)、買いだろう。その際、ストップロスは0.42ドルにおいた方がよい。0.55ドル、0.62ドルへの上昇が可能だ。

一方、もし狭いレンジを下振れたら、0.37185ドル〜0.38838ドルのサポートゾーンまで下がる可能性がある。

BCH/USD

ビットコインキャッシュは、29日にシメトリカルトライアングルを下振れた。30日にはトライアングルに戻る動きが失敗に終わった。もし9月11日につけた408.0182ドルの安値を下回れば、次のサポートまで下がる可能性が出てくる。それゆえ、ロングポジションを持つトレーダーは、400ドルでのストップロスをキープした方がよい。

ビットコインキャッシュ・アメリカドル(BCH/USD)チャート

(引用元:TradingView

20日間EMA(青色)が下落傾向にあり、RSI(相対力指数)はネガティブなゾーンに入った。弱気派が主導権を握っている。もしBCH/USDが反発して500ドルを上回ったら、弱気な見方は忘れて良い。それまでは売り圧力に押される展開になるだろう。

EOS/USD

EOSは5ドルを超えた水準を維持している。しかし、さらに反発するまでには至っておらず、高い水準での買い手の不足に悩まされている。

イオス・アメリカドル(EOS/USD)チャート

(引用元:TradingView

EOS/USDが5ドルを下回ったら、次のサポートである4.49ドルまで下落するかもしれない。その下は、3.8723ドルだ。それゆえ、トレーダーは現在のロングポジションにおいてストップロス4.9ドルを維持してよい。

もし二つの移動平均線を上回ったら、6.1ドル、6.8299ドルまで上昇するかもしれない。6.8299ドルより上の水準を維持できれば、トレンド転換と見て良いだろう。