ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

BTC/USD

ビットコイン(BTC)は4914.11ドルのサポートから再び反発した。強気派が押し目買いを狙うのに熱心であることを示しており、ポジティブなサインだ。2つの移動平均線は上昇基調にありRSI(相対力指数)は買われ過ぎのゾーン近くにある。主導権を握っているのは強気派だ。5404.82ドルまで上昇するだろう。

うまくいけば、そのあとは5674.84ドル、さらには5900ドルまで上昇するだろう。我々は5900ドルの水準で多くの供給量が流入してくると見込んでいる。最初のトライでスケールするのは難しいかもしれない。

BTC/USD(ビットコイン/ドル)チャート(引用元:TradingView

対照的にもしBTC/USDが5404.82ドルを超えられなかったら、2、3日の間、4871.16ドルと5404.82ドルのレンジ相場が続くだろう。もし、4871.16ドルを下回れば、勢いがなくなるだろう。そうなれば50日間SMA(赤色)まで下がるかもしれない。それゆえトレーダーは、4700ドルにストップロスを置いたほうが良いだろう。

ETH/USD

イーサリアム(ETH)は、4日連続で167.32ドルの上で維持できなかった。15日に20日間EMA(青色)を下回った。しかし、弱気派もこの機に乗じてそこまで下げられなかった。安値では買い支えがあるのだろう。

ETH/USD(イーサリアム/ドル)チャート

(引用元:TradingView

強気派は、167.32ドルより上に価格をすぐに押し上げるべきだ。さもなければ、また下げ足をみることになる。167.32ドルを突破したら、勢いをつけるだろう。上昇型トライアングルを突破した後のターゲット価格は、251.64ドルだ。

下降局面では、156.42ドルにサポートがあるだろう。その下は、50日間SMA(赤色)だ。2つの移動平均線が段階的に下がり始めている。強気派がちょっとだけ優勢だ。トレーダーは、150ドルにロングポジションのストップロスをおくべきだろう。

XRP/USD

リップル(XRP)は15日、50日間SMA(赤色)を下回ったが、安値の水準で買い手を見つけ、翌日の回復につなげた。強気派は50日間SMA(赤色)を守ることに必死であることが見て取れる。ポジティブなサインだ。

XRP/USD(リップル/ドル)チャート

(引用元:TradingView

強気派は現在、XRP/USDを直近レジスタンスより上に押し上げようとトライしている。成功すれば、0.37835ドルへの回復が視野に入ってくる。もし次の2日間で0.33108ドルを超えた水準で維持できれば、0.33108ドルを超えて推移できれば、ロングポジションを始めることを勧める。ストップロスは、0.3ドルに置いたほうが良いだろう。

上昇局面では、もし強気派が0.37835ドルを超えたら、新たなトレンドがスタートするだろう。0.55ドルへの上昇も見えてくる。0.4ドルと0.45ドルがレジスタンスとして機能するかもしれないが、我々は突破すると見ている。

我々の強気な見方は、もしXRPが50日間SMAを下回れば、無効になる。その際は、0.27795ドルまで下がるだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Bitcoin, Ethereum, Ripple, Bitcoin Cash, EOS, Litecoin, Binance Coin, Stellar, Cardano, TRON: Price Analysis April 17