ビットコインデポの仮想通貨ATMネットワークは拡大を続けており、小売店での設置が急増したことで、北米での数は5000台を超えた。

ビットコインデポは30日に同社が北米で最大の仮想通貨ATMネットワークになったと発表した。発表によれば、過去6か月でキオスクの数は3倍になり、銀行やサードパーティの金融サービスプロバイダーを必要とせず、より多くのユーザーが仮想通貨取引にアクセスできるようになった。

ビットコインデポはコンビニエンスストアのサークルKと7月に提携を結び、米国とカナダのサークルKで700台以上のビットコインATMを設置した。

ビットコインデポのブランドン・ミンツCEOは、「仮想通貨がメインストリームの関心を集めていることは間違いない」と述べ、消費者や小売業界からの需要が増え続けていると語っている。

仮想通貨ATMの成長は、世界的にも進んでいる。エルサルバドルでは最近、ビットコインが法定通貨となり、仮想通貨ATMの設置が進んだ。エルサルバドルは現在、米国とカナダに次いで第3位の仮想通貨ATMが設置されている。

一方、ビットコインATMの成長にはリスクが伴う場合もある。仮想通貨取引所クラーケンのセキュリティ部門は、管理者がデフォルトの管理QRコードを変更していないため、多くのビットコインATMがハッキングに対して脆弱であると指摘している