先月25日、ビットコイン報酬アプリ「ロリー(Lolli)」が、米国のスーパー大手セイフウェイで”ビットコイン還元”が実施できるようになったと発表した。全ての商品において購入価格の3.5%をビットコインで還元されるという。日本でいうポイントサービスのビットコイン版みたいなものだろう。

米国ではビットコイン還元サービスによって、ビットコインの普及が進むだけでなく、従来のポイントサービスが抱える問題が解決できるのではないかという見方が出ている。

米VCハンブル・ベンチャーズの共同創業者ハリー・アルフォード氏は、ブログの中で仮想通貨が世界中の人々を投資家に変える可能性があると主張。マーケティング企業のデータを引用して、年間で消費者は1000億ドル分(約10兆円)のポイントを償還していない。消費者は、ポイントをもらえるという事実だけで満足してしまっており、実際に使うところまで言っていないケースが多いのだという。

アルフォード氏は、ビットコインが解決策になるかもしれないとみている。