著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

29日のビットコイン(BTC)対円相場は153,864円(4.03%)高の3,970,261円となり、終値でのダブルボトムのネックライン(393万円)上抜けに成功した。前日は380万円台前半での揉み合いに終始したビットコインだったが、この日は東京時間の終盤にかけてアルトコイン相場の上昇に連れ高となり短期保ち合いの上放れに成功。欧州時間にネックラインを上抜けると、米住宅価格指数の上振れも追い風となり心理的節目の400万円を回復した。一方、米時間に入るとアルトコイン相場が失速し、ビットコインも400万円がサポートになりつつも上値を抑えられた。相場は今朝方に同水準を再び割り込み、足元、397万円で推移している。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。