28日のビットコイン(BTC)円は1763万8244円から取引が始まった。東京時間は手掛かり不足となり、相場は1765万円絡みで揉み合いに終始した。米国時間に差し掛かると、米金利の上昇を眺め相場は弱含みに推移したが、ドル円相場の上昇もあり円建てBTC相場の下値は限定された。また、米国時間序盤の下落によりシカゴマーカンタイル取引所(CME)のBTC先物が窓埋めを達成し、残りの米国時間は下げ渋る展開となった。米国市場引け後も方向感に乏しい推移が続き、終値は1756万5782円と小幅安。ドル建てでは11万8000ドルを終値で維持した。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。