著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

30日のビットコイン(BTC)対円相場は5.8万円高(+ 9.19%)の69.3万円と6日ぶりに反発した。シカゴマーケンタイル取引所(CME)のBTC先物が700ドルほど下に大きく窓を開けて始まったこの日の相場は、東京時間に一本調子で上昇し、欧州市場が始まる午後4時(日本時間)までに前日の下げ幅(4.32万円)をほぼ全て奪回した。欧州時間序盤には、28日朝方の反落後に相場のレジスタンスとなった68万円(≒6300ドル)での戻り売りに上値を抑えられたが、安値圏での買い支えも根強く、68万円乗せに成功。NY時間には69万円を巡り揉み合うも、本日未明には一段と上昇し相場は71.5万円にタッチ。CMEでは期近のBTC先物が窓埋めを完了した。一方、足元では窓埋めの目標達成感から売り優勢となり、未明の上げ幅を縮小しつつある。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。