バイナンスは、火災被害にあったノートルダム大聖堂の再建支援を目的とした仮想通貨寄付キャンペーンを開始した。同社が4月16日にツイッターで発表した。

キャンペーン「Rebuild Notre-Dame(リビルド・ノートルダム)」では、4月15日に発生した大規模火災で甚大な損害を被ったノートルダム大聖堂の修復を支援するよう仮想通貨コミュニティーに呼びかけている。

バイナンスは今回の大規模火災について、「全人類が共有する文化、芸術、そして歴史の大きな損失の瞬間」だと述べている。

「リビルド・ノートルダム」はバイナンスのソーシャルプロジェクトであるブロックチェーン・チャリティファウンデーションのチャリティプラットフォーム上でローンチされた。すでにビットコインイーサリアム、バイナンスの取引所内トークンのバイナンスコイン(BNB)などからの寄付が集まっている

バイナンスは最近、ルワンダ、ケニア、エチオピア全国の学校の生徒を支援するキャンペーンを始め、多数の寄付キャンペーンを立ち上げている。

また、コインテレグラフ主催の国際的ブロックチェーンイベント、ブロックショーは4月15日、ノートルダム大聖堂の再建に向けた仮想通貨による寄付を募る別のキャンペーンを開始している。

翻訳 ロシアンOLちゃん
14歳の時に来日してから日本が好きになり、日本語の勉強を始める。大学卒業後、商社、PEファンドなどを経て、現在ではブロックチェーン産業に携わり、SNSでロシアや欧州のブロックチェーン、クリプト情報を発信している。

編集 コインテレグラフ日本版
原文 Binance Responds to Notre Dame Tragedy by Launching Crypto Donation Channel