2019年第2四半期(4〜6月期)にビットコインとその他の仮想通貨の相関関係が小さくなったのは、「質への逃避」の可能性があるというバイナンスが5日にレポートを出した。
バイナンスは、ビットコインとその他すべての主要仮想通貨の相関係数が第1四半期は0.73だったが、第2四半期は0.61まで下がったと指摘。相関係数は0.5を超えたら高いと言われているが、下落幅が顕著になっている。
バイナンスは、仮想通貨市場全体の時価総額は139%増加した一方、アルトコインは「たった」71%しか増加しなかったとし、投資家による「質の逃避」があったと分析。米中貿易戦争の激化など世界経済への不透明感から、株や為替と相関関係の低いビットコインに資金が流れたとみるアナリストは多い。
一方、一般的には主要仮想通貨同士の相関関係は高い状態が維持されている。テゾス(XTZ)、オントロジー(ONT)、トロン(TRX)は他の仮想通貨に対する相関係数が大幅に上昇した。
対照的にビットコインSVは、相関係数が大幅に下落した。バイナンスは、クラーケンやバイナンスから上場廃止されたことが影響していると分析している。
またバイナンスは、バイナンスに上場していないコインは、上場しているコインより他の仮想通貨との平均相関係数が低いという「バイナンス効果」が見られたと指摘している。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
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