バイナンスのリチャード・テンCEOは、仮想通貨の普及には機関投資家の参入と規制の進化が不可欠であると強調した。
テン氏は、「包括的な規制と機関投資家の関与が、デジタル資産エコシステムをより広範な金融システムにとって不可欠な存在へと変えつつある」とXで述べた。
バイナンスの2024年10月の調査レポートによると、ビットコインETFの需要の80%は個人投資家によるものであった。
購入活動の「顕著な割合」は、デジタルウォレットや中央集権型取引所（CEX）からビットコインETFへと資産を移す個人投資家によるものであり、規制による保護が強化された投資手段へのシフトが進んでいることを示している。
一方、機関投資家の需要も着実に拡大しており、特に資産運用アドバイザーやヘッジファンドが最も成長の早い投資主体となっている。
Source: Binance
米国のビットコイン上場投資信託（ETF）市場は、2024年1月10日の取引開始以来、1年間で総額442億ドルの資金を呼び込んだ。2025年1月だけでも、ビットコインETF市場は約50億ドルの資金流入を記録した。
BTC価格の上昇にもかかわらず、驚異的な月間資金流入が続いていることを受け、ビットワイズの最高投資責任者（CIO）であるマット・ホーガン氏は、「2025年末までに米国のビットコインETF市場への資金流入は500億ドルを超える可能性がある」と予測している。
2月6日、米国大統領ドナルド・トランプ氏が一部所有するメディア・テクノロジー企業トランプ・メディア＆テクノロジー・グループ（TMTG）は、トゥルース・ソーシャルに関連するETFおよび個別運用口座（SMA）の商標登録を申請した。
