中国北京は今後2年間でブロックチェーンのハブになるための計画「北京ブロックチェーンイノベーション開発行動計画(2020~2022年)」を発表した。2022年には北京五輪でデジタル人民元の使用を計画する中、中国の首都がブロックチェーン導入でさらにギアを入れる。
6月18日の発表によると、別名「北京計画」と呼ばれる今回の計画では、ブロックチェーン技術の「完全な統合」を実現する最初の都市の1つになることが謳われている。
とりわけ、ブロックチェーンプロジェクト投資目的のファンドが設立される。また北京政府がブロックチェーンの研究開発を支援する。
昨年10月の習近平国家主席におけるブロックチェーン中核戦略発言から9カ月。今年4月には、中国人民銀行によるデジタル通貨の開発は順調に進んでおり、「深セン、蘇州、西安新区、成都、および将来の冬季オリンピック」で試験的な導入を開始する予定と報じられた。