ポーランド最大手取引所、銀行との提携打切りでマルタ諸島へ移転

 ポーランド最大の仮想通貨取引所ビットベイは29日、銀行が同取引所との提携を取り止めたことを理由に、事業を停止すると発表した。ビットベイは今後、仮想通貨に友好的な規制を敷くマルタ諸島に拠点を移し、事業を再開する計画だ。

 ビットベイは、ポーランドでのビジネスは国内銀行との協力関係に左右されると主張。同取引所にサービスを提供する最後の銀行が5月末でビットベイとの取引を停止すると述べた。9月17日に取引サービスを全面停止し、18日以降は預け入れた資産の引き出しのみが可能となる。ユーザーは、マルタでのビットベイアカウントを登録することで、引き続きサービスを利用できるとしている。

 ポーランド政府は仮想通貨に厳しい姿勢を示している。5月初旬、ポーランド金融監督庁(KNF)が17万3000ドル(約1877万円)を投じ、ソーシャルメディアで仮想通貨のリスクや連鎖講と関連づけるキャンペーンを計画していることが明らかになった。2月には、ポーランド中銀が、ユーチューバーやグーグル・アイルランド、フェイスブック・アイルランドと連携し、アンチ仮想通貨ビデオの制作に2万5000ドルを拠出している。

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