バハマは仮想通貨やイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を受け入れる準備を着々と進めているようだ。バハマの国務大臣であるクワシ・トムソン氏は「仮想通貨やICOの規制枠組みを完成させるために尽力している」と、fDi intelligenceに語った。
トムソン氏は、「私たちは、ブロックチェーン技術をベースとした革新的な金融サービスを認めるための規制・法的枠組みに注力している」と語る。また同氏によれば、バハマでのICO実施や仮想通貨取引所開設について、企業側からの関心も強いという。
バハマでは今年6月、中央銀行が政府支援もとで試験的なデジタル通貨導入の計画を立ち上げるなど、仮想通貨・ブロックチェーン受け入れに積極的に乗り出している。近隣の島国であるバミューダも仮想通貨取引所のバイナンスと覚書を締結し、ブロックチェーンのスタートアップ育成に取り組んでいる。