中国とオーストラリアがフィンテック協定、金融規制技術など情報交換

 中国証券監督管理委員会(略称中監会)とオーストラリア証券投資委員会は6日、両国の市場においてイノベーションを促進するためのフィンテック協定に合意した。同協定のもとで、両国はフィンテックの新たな市場傾向や開発に関する情報を共有、活用し、そのイノベーションを促進していくこととなるとしている。

 オーストラリアの同委員会は「中国はフィンテック投資において世界で最も大きな市場」としており、中国のフィンテック市場は大きな魅力を感じている模様だ。

 中国を拠点とする商品支払いプラットフォーム大手のアリペイとWeChat Payは、合わせて11億人のユーザーを持つと推定されている。また、2016年の中国のフィンテック関連のプロジェクトに対する投資額は100億ドルを超える。

 オーストラリア安全投資委員会の代表は、今回の協働は両国にとって、フィンテック分野をより深く知るための絶好の機会となった、とコメントしている。「今回の協定は我々にとって、成功と躍進を続ける中国のフィンテック分野をより深く学ぶための刺激的な機会だ。私たちも金融規制技術(レグテック)に関する考察や経験を中国証券監督管理委員会と共有することを楽しみにしている」。

また、中国証券監督管理委員会の主席である劉士余氏も、「中国証券監督管理委員会とオーストラリア安全投資委員会の協定は、フィンテックの進歩や規制の問題に関する情報を逐次共有し、規制に関する二国間の協定を推進する効果的な窓口となるだろう」と述べている。