オークション大手のサザビーズは、今後開催されるオークションの支払いにビットコインとイーサリアムを受け付けると明らかにした

同社CEOのチャールズ・スチュワート氏は、英国拠点の匿名アーティストであるバンクシー作品「Love is in the Air」のオークションの一環として、ビットコインとイーサでの支払いを受け付けるという。支払いは米大手仮想通貨取引所コインベースとの提携によって実現する。

スチュワートCEOは「今年初めにノンファンジブル・トークン(NFT)を発表したが、今回の動きは、物理的なアート作品に仮想通貨決済を導入する次のステップだ」と述べた。

エスクワイアによると、「Love is in the Air」は5月12日にニューヨークで開催されるサザビーズコンテンポラリーアートイブニングオークションに出品されるという。作品は300万〜500万ドルの価値があるとされている。

既報のように世界のオークションハウスはここ数ヶ月で積極的に仮想通貨対応を進めている。

2月には英国のオークションハウスであるクリスティーズがMike Winkelmann(通称ビープル)のデジタルアート作品「Everydays.The First 5000 Days」のNFTオークションを実施。これは最終的に約7000万ドルで落札され、記録的な売上を記録した

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン