また新たに著名投資家が仮想通貨ビットコイン (BTC)の購入を検討していることが明らかになった。

先週金曜日に米国証券取引委員会(SEC)に提出された目論見書によると、米投資ファンドのスカイブリッジ・キャピタルがビットコインなどデジタル資産への露出を開始するかもしれない。

スカイブリッジ・キャピタルは、預かり資産77億ドル(約8000億円)の巨額ファンドで、ホワイトハウスのコミュニケーションディレクターだったアンソニー・スクラムッチ氏が創業した。

同ファンドは、ビットコインだけに限定しない可能性もある。「デジタル資産」とはビットコインだけに限らないとわざわざ指摘している。

「同企業そして/もしくは投資ファンドによる投資は、デジタル資産関連の技術や他の技術を提供する企業に対しても行われるかもしれない」

また、「任意の投資戦略を持たずに特定のデジタル資産へのアクセスを提供する投資ファンドにも投資するかもしれない」と付け加えた。

スカイブリッジ・キャピタルは、ビットコイン投資への参入を考える最新の大手機関投資家だ。今年4月、著名投資家のポール・チューダー・ジョーンズがインフレヘッジを理由にビットコイン投資に参入。それ以降、米国を中心に仮想通貨業界以外でのビットコインに対する認知度が高まっている。

スカイブリッジ・キャピタルがビットコイン投資を開始するには、SECによる承認が必要だ。

翻訳・編集 コインテレグラフ ジャパン