時価総額が100億ドル未満のアルトコインは、今年初めにビットコイン(BTC)が新高値を記録して以来、取引が低迷しており、投資家に「いくつかの機会」を提供する可能性があるとみられている。

リアルビジョンのチーフ仮想通貨アナリストであるジェイミー・クーツ氏は6月13日のX投稿「時価総額の小さい仮想通貨は、今年3月の高値依頼、厳しい状況に直面している」とのべた。

ビットコインは3月13日に7万3679ドルの史上最高値を記録したが、過去1週間で約6%下落し、6万7126ドルで取引されている。「これは通常の中間サイクルの調整である可能性が高いと考えており、市場が安定すれば、時価総額で中小型のコインにいくつかの機会が生まれるだろう」とクーツ氏は付け加えた。

The equal weight balance fell 33% against the market cap index. Source: Jamie Coutts/X

ビットフォーマンスの仮想通貨追跡データによると、時価総額に関係なく仮想通貨に同じ重みを割り当てる「トップ200均等加重インデックス」は過去3カ月間で時価総額指数に対して30%超下落した。これは、時価総額指数を支配する主要な仮想通貨に対して、小規模な仮想通貨のパフォーマンスが弱かったことを示している。

一方、クーツ氏はビットコインとイーサリアム(ETH)が同じ3カ月間でそれぞれ11%と5%の下落にとどまったことを指摘した。

Bitcoin is down 6.10% over the past seven days. Source: CoinMarketCap

また、メタバース関連トークンが過去3カ月間で最も低いリターンを記録し、マイナス44.13%となったという。

コインゲッコーによると、時価総額10億ドル未満のカテゴリーでは、メタバーストークンであるザ・サンドボックス(SAND)とディセントラランド(MANA)が過去1週間で15%以上の下落を記録した。

これは、ビットコインとイーサリアム以外の仮想通貨への機関投資家の関心が高まり続けている中での出来事だ。6月6日、フランクリン・テンプルトンは、機関投資家にアルトコインへのエクスポージャーを提供する新しい仮想通貨ファンドを検討していると発表した。資産運用会社は、ファンドのバスケットに含まれるアルトコインを明示していないが、最近ソラナネットワークを称賛している

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。

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