コンテンツクリエイターのファンが、今までにない方法でNFTの限定アイテムを入手できる新しい仮想通貨プロジェクトの開発が進められている。
様々な製品やサービスを提供している仮想通貨プロバイダーが、その意欲的なロードマップにおける次なるプロジェクトを発表した。これは人気のあるコンテンツクリエイターとそのファンとの結びつきを変えるであろう最新のステーキングシステムである。
TimeTicket Inc.は、TimeTicketと呼ばれるスキルシェアリングエコノミープラットフォームを提供し、約50万人のコミュニティを築いている。このプラットフォームにより、ユーザーは他の人の時間を買うことができ、例えばウェブサイトの制作、執筆、ITサポート、翻訳、カウンセリングなどの支援を受けることができる。現在、各国で使用できるこのプラットフォームの分散型版の開発が進んでいる。
もう一つはeSportStarsと呼ばれるアプリケーションで、これによりプロのゲームプレイヤーとそのファンが、フォートナイトやコールオブデューティー・モバイル、APEX、PUBGモバイル、カウンターストライク:グローバルオフェンシブなどのゲームのトーナメントに一緒に参戦することができる。以前にコインテレグラフがレポートした通り、近日中に1,000種のゲームと31言語へ対応し、DeFiとNFT機能を実装する予定だ。
前向きな流れを作るこれらのプラットフォームの注目すべき点はCreator Sponsor Stakingと言われるコンセプトであり、クラウドファンディングや投げ銭に特化したライバルプラットフォームよりも優れた体験を提供するよう作られている。
Creator Sponsor Stakingはリリース時、年間24%の金利を提供する予定で、得た金利をクリエイターとクリエイターのためにステーキングをしたファンで50%ずつ分配する。
特別感を喚起
クリエイターはYouTubeやTwitchへ売り上げの70%を支払わなければいけない。eSportStar(イポスタ)ではクリエイターとファンが最も利益を享受できるプラットフォームを目指す。
Timeticketによると一般的なクラウドファンディングに参加したユーザーの多くは魅力的なリターンはほとんど得ていないという。Creator Sponsor Stakingはこの仕組みを変え、結果としてユーザーを増加するよう設計されている。
クリエイターはファンから更にサポートされ、エンゲージメントを得られる。
ファンはクリエイターに対して投げ銭のイメージでステーキングができる(Creator Sponsor Staking)。
ステーキングによる報酬をクリエイターとファンが分配することで、クリエイターに覚えてもらえて、感謝されるだろう。
ステーキングのお礼としてユーチューバーやアニメクリエイター、イラストレーターを始めとする才能ある一部のコンテンツクリエイターたちが、希少性の高い限定的なNFTアイテムをステーキングをしてくれたファン限定に提供するということも考えられる。
投資家のメリットとしてステーキングの金利および、特別なアイテムをクリエイターから提供されることで、そのアイテムの価値上昇によりさらに利益を得る機会がある。
他のマーケットプレイスでもNFTの売買は可能だが、eSportStarでは審査を通過した最高のクリエイターが使用してくれるプレミアムプラットフォームになることを目指す。
これにより、競争力の激しいマーケットの中で多くのユーザーが集まり、クリエイターも更に収益化でき、自らを差別化することができるようになる。
すでにクリエイターとの交渉は始まっていて、TimeTicketは、近い将来登録した才能あるクリエイターの一部の発表を予定している。プロジェクト自体は数ヶ月中にローンチの予定だ。
TIMECOINPROTOCOLのさらなる考察はこちら
ユーザーの強固な成長
TimeTicketは、これらのすべての製品とプロジェクトが集まったことで近年の大きな成長に繋がったと言う。
TimeTicketの現在のユーザー数は3年前と比較すると30倍である。エクイティ型投資で400万ドル(約4億円)が調達され、プラットフォームはこのマーケットプレイスで提供される様々なスキルを拡張している。
NFTマーケットプレイスに関しては、OpenSeasの技術を利用してローンチを計画している。
またImmutableXとMaticの技術でガス代に関係する問題にも対応する。経営陣は、多くの利用者を迎えるにあたり大幅なコストダウンが重要な役割を担うと考えている。
TimeCoin (TMCN)は、最近BitForex、Biki、BitMartを含む仮想通貨取引所に上場している。他の取引所への上場も近い将来実現予定だ。
ロードマップの進化は続いているが、最終的な目標は変わらない。
すべての人に対してシェアリングエコノミーを公平にすること、一握りの大企業による支配に挑戦することである。
TimeCoinProtocolを利用して誰もがDAppを構築できる。つまりシェアリングエコノミーを多様化し、その価値を高めるための素晴らしいアイデアを持つDApp開発者たちは、自身のコンセプトを簡単に形にできる仕組みである。
TimeCoinProtocolに関する詳細はこちら