28日の仮想通貨ビットコインは7700ドルに到達した。目の前に立ちはだかるのは8000ドルのレジスタンスラインだ。ただ、このラインをうわ抜けるのは簡単ではなさそうだ。
(出典:Coin360 4月28日午前11時00分)
3月の暴落以来、8000ドルは損益分岐点と見ている投資家が多いことを示すデータが出てきていることから、このレベルで強い抵抗が予想されるためだ。
分析プラットフォームIntoTheBlockによると、暴落以前に8000ドル付近で過去に約150万のアドレスがビットコインを購入したことが示されている。そのため、8000ドルを損益分岐点として売りに走る投資家が多くいる可能性があり、8000ドルを超えることは難しいことが予想されている。
ただ、大きく下落する可能性も低そうだ。
「我々のIOMAPインディケーターを使うと、ビットコインが8000ドルを通過することを押し戻す可能性のある150万近いアドレスがあることがわかる。サポートのレベルで見ると、7500ドルについては、117万アドレスが83万ドルを保有していることから強く機能するだろう」
最近の相場回復からは。相場を強気だと示す指標は続々と出現している。
既報の通り、投資家のセンチメントを示す「仮想通貨の恐怖・強欲指数」が「極端な恐怖」の水準を7週間ぶりに脱出。現在は28と「恐怖」の水準を推移している。
さらに始値より終値が高くなった陽線が6日連続で現れたことも強気のサインだ。仮想通貨トレーダーのビットコインジャックによると、6回連続はこれまでに過去8回しか起こっておらず、そのうちの6回は価格上昇に繋がった。
直近では12000ドルを推移していた昨年8月の5日連続が最高だった。