覇権を得るのはどのカードか―ビットコインデビットカード比較6枚

今日は、市場が選ぶ最も優れたビットコインデビットカード6枚を紹介する。その始まりから現在まで順を追って目を通し、それから勝者を選定したいと思う。

おそらく2025年には、世界中の数多くのメインストリーム企業がビットコイン決済を丁度PayPalで決済を行うのと同じくらい一様に決済方法として採用していることだろう。ローマは一日にして成らず。ビットコインは7年の間にかなりの進歩を遂げてきている。しかし、ビットコインの優れたピアツーピアの決済システムは、世界が”お金の未来”にたどり着くまで、1950年代に敷かれたやや古いデビットカード・テクノロジーのレールを進む必要があるだろう。

ある地点で、さらなる未来へと進むために過去に一歩戻らなければならないのは明白だ。この点についてまだご存じなければ、アンドレアス・アントノポウロス氏が鮮やかにこのやや動きの鈍い技術的リープフロッグの特性について今日に至るまでの人類の歴史を通して語ってくれている

最終的には優れた技術が打ち勝つことになるだろう。しかしまだその境地へとたどり着くためには数年かかる段階に我々はいる。来るべきその日が来るまで、筆者、そして読者共々、技術的に進化を遂げている点は前面に金属製のチップが付くようになった、としか言えないようなデビットカードの利用にすがるしかない。多くの人がまだデビットカードで事足りているか、少し不満な人もいれば、なかには使いたくないという人もいるだろう。

世界は未だにプラスティック上で回っている。ビットコインビジネスにおけるコミュニティはここ3年で新たなより優れたデビットカードを生み出し始めている。

まずは初めて市場にビットコインデビットカードが送り出された2013年に立ち返って見てみよう。

Wirex

去年、WirexはE-Coinカードからその名前を変えリブランドされている。筆者個人はE-Coinカードを所持している。その時の体験を書かせていただくことになるため、いくらか現在とは異なる点もあるかもしれないが、今回はその時当時の詳細を書かせていただく。

Wirexの利点としては、レスポンスの良いモバイルアプリと、複数の通貨の取り扱いUSD,EUR,GBP)を行っている点、そして世界各地への海外発送に対応しており、誰もがビットコインを所持できる点がある。また、Wirexを利用したオンライン上の購入額に限度はない。

欠点として考えられるのは、月々のSMS通知手数料がかかる点や、平均的なカード発行手数料より高い点(カード発行に17ドル、オンラインで買物をする際に利用できる”仮想”カード発行に3ドルかかる)と、カードにロードする金額とID提出なしの現金引き出しが制限されている点などがある。生涯的な引き出し限度額はIDが承認されていない場合は1,000ドルに制限されているため、KYC/AMLのID認証に準じるまで、ATMから一度に引き出せる金額は200ドルから400ドルまでと制限されている。ID承認前のカードへのロード額は2,500ドルまで制限されているが、ID提出以降は無制限となる。

個人的な体験としては、ATMでの制限は去年の仕様と同じようだ。筆者の場合、まだE-Coinだった頃のカスタマーサポートは酷いものだった。リブランドを経てこの点は変わっているかもしれないが、筆者の場合、この点にがっかりして他のサービスに目を向けざるを得なくなり、現在はこの記事で記載しているリストの中から別のカードを探している段階である。

Wirexはまた、ここで上げられている中でVisaではなくMastercardブランドを利用できる唯一のカードでもあり、いくつかの大型市場ではMastercardがビットコインをライバル視していた点からも興味深い点である。筆者個人としては、総体的に見てビットコインユーザーの中にはMastercardをサポートしない人もいるため、Visaを利用しない点はデメリットであると考えている。

BitPay

そして満を持して新たに登場したのが、BitPayデビットカードだ。このカードは3か月間の間だけ利用することが出来る。筆者自身も1枚持っている。ご覧の通り、前面に金属製のチップは搭載していないが、個人的には制限を感じるところはない。

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