デジタル資産運用会社3iQが、ソラナ(SOL)の上場投資商品(ETP)をカナダのトロント証券取引所(TSE)に申請した。これが承認されれば、北米初のソラナETPとなると同社は主張している。
「カナダでの初公開に関して、ソラナファンド(QSOL)の予備目論見書を提出した」と3iQは6月20日にXに投稿した。承認されれば、北米初のソラナETPになると同社は述べた。
3iQは、QSOLの予備目論見書をケベック州を除くカナダのすべての州および準州の証券規制当局に提出した。
QSOLは「デジタル通貨SOLへのエクスポージャー」と「米ドル価格SOLの毎日の価格変動」を提供する。
3iQのソラナETPの保有者は、SOLのステーキング収益から利息を得ることもでき、同社はこれを約6-8%と見積もっている。
コインベース・カストディとテトラ・トラストがカストディアンを務め、コインベース・カストディがソラナファンドのための専用の機関投資家向けステーキングインフラストラクチャを提供する。
3iQのビットコインETF(BTCQ)とイーサリアムステーキングETF(ETHQ)は、TSEに上場されている同社の主要な仮想通貨商品であり、ヤフーファイナンスのデータによると、それぞれ約2億3300万ドルと3870万ドルの純資産を持っている。
同社はまた、ビットコインファンド(QBTC)とイーサリアムファンド(QETH)も提供している。
カナダの証券規制当局は、世界初の現物型ビットコインETFを2021年2月に承認し、現物型イーサリアムETFはその2か月後に登場した。
「カナダは、米国がいずれの資産に対する先物ETFを取得する前に、現物型ビットコインETFと現物型イーサリアムETFを持っていた」とブルームバーグのETFアナリストであるジェームス・セイファート氏は指摘している。
フランクリン・テンプルトンやその他の米国の資産運用会社は過去にソラナネットワークを称賛していたが、現物型ソラナETFを追求する具体的な計画を発表した会社はない。
すでに世界中で10億ドル以上のソラナETPが提供されており、セイファート氏は、21シェアーズのソラナステーキングETPやヨーロッパのETCグループのソラナ商品などが含まれていると指摘している。

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