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Biraajmaan Tamuly
執筆者:Biraajmaan Tamulyスタッフライター
Ray Salmond
校閲:Ray Salmondスタッフ編集者

仮想通貨取引所へのビットコイン流入が急増 売り圧力拡大の兆しか

仮想通貨取引所へのビットコイン流入が急増 売り圧力拡大の兆しか
市場分析

過去2日間で仮想通貨取引所へのビットコイン(BTC)流入が急増し、2025年7月から8月にかけて市場が天井を付けた局面と似たパターンを示している。1万7000BTC超が取引所に送金されており、足元の売りがさらに深まる可能性がある。

ビットコイン研究者のアクセル・アドラー・ジュニア氏によると、取引所への1万7000BTCの流入は1月20日から21日にかけて発生した。内訳は1月20日が9867BTC、1月21日が6786BTCで、1月の1日当たり平均ネットフローがマイナス2000BTCからプラス2000BTCの範囲に収まっていたことと比べると、際立った動きとなる。

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ビットコイン取引所のネットフロー Source: CryptoQuant/Axel Adler Jr.

その後ネットフローはプラス296BTCへと落ち着いたものの、累積した流入分が現在の価格帯付近で供給過剰が生じている。このため、ビットコインが8万9000ドルから9万ドル方向へ向かう動きは、重要なレジスタンステストとみられている。

この状況は、短期保有者が利益または損失で売却しているかを示すビットコインの短期保有者SOPRとも整合する。7日間移動平均は0.996と、損益分岐点となる1.0を下回っている。直近の安値となった8万7500ドル付近ではSOPRが0.965まで低下し、短期保有者が平均で3.5%の損失を被っていたことを示す。

市場改善を示すデータも

一方で、グラスノードのデータはビットコインの現物市場に改善の兆しが見られることを示している。バイナンスおよび全取引所の累積出来高デルタ(CVD)は再び買い主導の状態へ回帰し、コインベースでの売り圧力も安定してきた。供給圧力が低下することで理論上は価格の安定につながるが、現時点の買いの勢いは十分とは言えない。

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全取引所のスポットCVD. Source: Glassnode

注目すべき点として、取引所のスポットCVDは2025年4月以来の高水準に達している。この時期は、過去にレンジ拡大が起きた時期だった。

仮想通貨アナリストのダークフォスト氏は、ステーブルコイン指標も底打ちの可能性を裏付けていると付け加えた。ビットコインの調整後、ステーブルコイン供給比率(SSR)はサイクル中で最も急激な低下を記録しており、ビットコインの時価総額がステーブルコイン流動性よりも速いペースで縮小したことを示している。

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