様々な種類のあるクレジットカードだが、どれを選んだら良いかわからないという人も少なくないだろう。

クレジットカードは収入の多さや安定度合い、配偶者の収入などでも審査が変わってくる。

今回は特に女性にオススメしたいクレジットカード10選をご紹介する。

女性にオススメしたいカードを選ぶポイントは?

まずは、女性がクレジットカードを選ぶためのポイントをいくつか押さえておこう。

理想は2~4枚程度のカードを用途ごとに持つこと

まずカードの持ち方だが、理想は2~4枚程度のカードを用途ごとに使い分ける、というものだ。

結婚している場合、本人のお小遣いとしての支出と、家計支出は明確に分ける必要がある場合が多いだろう。

また、次の項目でご紹介する「ポイント提携店ごとにカードを使い分けることでお得になる」という点も、カードを複数枚持つメリットである。

ただし、一気に複数枚を持つことは難しいかもしれない。

クレジットカードには審査があり、自分の年収、配偶者の年収、こどもの有無、過去の借金などを総合的に判断して、クレジットカードが持てるかどうかが決められている。

この際に、直近のクレジットカードの申し込み枚数もあわせて審査の対象に含まれている。

一度に大量の申し込みを行っていると、不正申込と勘違いされて審査NGとなってしまうケースがあるためだ。

あまりたくさんのカードを持ってしまうと管理も支出管理も難しくなるので、2~4枚程度に留めておくと無難だと言える。

ポイントの貯まりやすさ

クレジットカードを選ぶ時のポイントの中でも、特に家計支出が多くなりやすい女性には、提携店のポイントがどの程度貯まりやすいか、というのが判断の基準として重要になる。

特定のスーパーをよく利用するのであれば、その店舗のサービスポイントが付与されるクレジットカードを利用するのが良いだろう。

近年では、多くの店でポイントサービスデーなどを実施しており、通常クレジットカード利用で付与されるサービスポイントが数倍になったり、来店するだけでポイントが付与されたり、といった仕組みもある。

スーパーだけに限らず、デパートやオンラインショッピングなどでも便利に使えてポイントの貯まりやすいカードはあるので、自分のよく利用する店からカードの種類を選ぶことをオススメする。

また、ポイントを商品券代わりに利用できるだけではなく、直接利用額から値引きされるものや、ポイントから素敵なアイテムを注文できるものなどもある。

自分のニーズに合った1枚を選ぶことが肝要だ。

ブランドは国内ならJCB、海外でも使いたいならVISAかMaster

カードにはブランドというものがある。国際五大ブランドとして挙げられるものは、VISA、Master Card、JCB、AMERICAN EXPRESS(アメックス)、Dinners Club(ダイナーズ)である。

また、最近では銀聯も影響力を拡大してきている。

これらのうち、日本国内で幅広く使えるのは、VISA、Master、JCBの3種類だ。

アメックス、ダイナーズは国際ブランドとしての位置づけは高く、特に審査も厳しいので持っているだけで信用性が高まるようなカードではあるのだが、小規模の飲食店などでは決済不能の場合があり、必ずしも使い勝手が良いとは言い切れない。

銀聯は中国人観光客が多く訪れる店などでは積極的に導入されているようだが、それでもVISA、Master、JCBに比べると普及しきれているとは言い難いのが現状である。

国内で使用するのであれば、VISA、Master、JCBのどれかを持っていれば問題ないだろう。

ただ、JCBは日本国内ではほとんどのキャッシュレス決済導入店舗で使えるものの、海外での決済には対応していないケースが多く見られる。

国内でも海外でも使うのであれば、VISAかMasterにしておくと無難だ。

収入・クレヒスに自信がない場合は審査の緩いカードを

年収は、クレジットカードの審査要件として最も大きな壁となるもののひとつである。

これはあくまで一例だが、独身で1人暮らしをしており、金融資産(貯金や株式)がなく、年収200万円程度の場合、クレジットカードの審査を通すのはかなり難しいと考えられる。

独身者は、基本的に自分1人の収入と金融資産が評価対象となるためだ。

一方で結婚している場合は、配偶者の年収や金融資産も評価の対象となるので、審査通過のハードルは少し下がると言える。

また、クレジットヒストリー(クレヒス)というものがあり、過去のクレジットカード利用で決済が滞った実績がないか、ローンや消費者金融からの借入残高がどうなっているか、返済は滞っていないかなど、お金に関する実績が確認される。

加えて、一説にはクレジットカードを30歳までに持った経験がないと、新規でクレジットカードを契約するのが非常に難しくなる、とも言われている。

これらの審査要件となる事項に自信がない方もいるだろう。こうした人は、審査が比較的簡単なカードを選んで申請しよう。

クレジットカードには、審査の通りやすい順に、消費者金融系、流通系、交通系、信販系、銀行系などの種類がある。

今回は審査が通りやすいと考えられている消費者金融系、流通系、交通系の3つについてご紹介しよう。

消費者金融系クレジットカード

アコムACマスターカードライフカードなどが該当する。キャッシングの枠が大きく、発行までの日数が短いことが特徴として挙げられる。

申し込みの難易度は最も低いと考えられている。 ただし、お得なポイントが貯まるなど、特典にはあまり期待できない。

特にクレヒスに自信がない人などは、消費者金融系クレジットカードで返済実績を残した上で、より自分が便利に使えるカードに切り替えていくことも視野に入れていくと良いだろう。

【関連記事】 アコムのクレジットカード『ACマスターカード』は審査に通りやすい?特徴とメリット・デメリットを解説

流通系クレジットカード

スーパーや百貨店、インターネットショッピングサイトなどが提携しているクレジットカードサービスは、流通系クレジットカードと呼ばれる。

こうした販売店と提携しているクレジットカードの最大の魅力は、審査の通りやすさよりも「ポイント還元率の高さ」にある。

小売各社が自店舗への集客を促すことを目的のひとつとして発行しているカードなので、高いポイント還元率に加え、ポイントサービスデーなどのキャンペーンも多く行われている。

特定の店、サイトでの買い物が多い方には、ぜひオススメできるクレジットカードの形態だ。

交通系クレジットカード

交通系クレジットカードは、その名の通り交通機関が発行しているクレジットカードだ。

JR東日本が発行しているビューカードや、ANAが発行しているANAカードなどが当てはまる。

いずれもポイントは交通機関での利用が可能になるほか、特定の商品と交換できる場合もある。

通勤で電車を使っている場合は、ビューカードでの決済を行うだけで毎日少しずつお得が貯まっていくし、飛行機を定期利用する場合には、航空会社が発行しているクレジットカードでマイルを二重取りすることも可能である。

交通機関をよく使う方には、オススメのカードだ。

入会金・年会費はかからないものが理想

クレジットカードによっては、入会金や年会費がかかるものもある。

こうした有償のカードでは、ショッピング補償や、海外旅行でのトラブル時に保険が利用できるなどのサービスが充実していることが魅力だ。

しかし、一般的な利用の範囲であれば、有料のクレジットカードを利用するメリットはほとんど感じられないだろう。

持っているだけで定期的にコストが発生してしまうので、必ずしもお得になるとは言えない。

複数枚持つのであれば特に、有償のものは1枚か、持たないことにして問題ないだろう。

また、利用額が増えると、ゴールドカードやプラチナカードへの切り替え案内を受ける場合がある。

これらのワンランク上のカードはステータスとして社会的地位の高さをアピールするポイントにもなり得るが、年会費などがかかるケースが多くある。

同様に、補償なども手厚くなるが、特に興味がないのであれば、ランクアップはさせなくても良いだろう。

『女性専用クレジットカード』『女性向けクレジットカード』はお得か?

近年では、女性専用や女性向けをうたっているクレジットカードが登場している。これらの「女性用」カードは、本当にお得なのだろうか?

ポイント還元率はほぼ同じ

実は、特別女性向けとされていない一般のカードと比べたときに、ポイント還元率はほとんど変わらない場合が大半である。

一般カードでポイント還元率が1%であれば、女性用カードのポイント還元率も1%であるケースが多く、ポイントの面から見ると特別お得であるとは言えない。

お得な付帯サービスがある例もある

カードには、付帯サービスというものがある場合がある。

例えば、ショッピング保険であれば、クレジットカードを利用して購入した商品に不備があった場合、保険サービスで損害額を補償してもらえるといったものが挙げられる。

ほかには、クレジットカードに連携したETCカードが申し込めたり、家族カードが申し込めたりといったものも、付帯サービスの一部として考えられる。

女性向けクレジットカードと呼ばれるものには、こうしたサービスの中に、女性のための保険にお得に加入できるというものが含まれている場合がある。

ただ、ショッピング保険などと違い、こうした保険はオプションで有償加入となるケースが多く、必ずしもお得であるとは言い切れない。

既存の保険サービスに加入している場合は、クレジットカードの付帯保険に切り替えることも検討できるだろう。

見た目がファッショナブルで可愛いものが多い

女性向けと言われているカードの最大の特徴は、見た目のキレイさだろう。

一般的なクレジットカードは、青や銀、黒を基調としたシンプルなデザインのものが多く、「可愛さ」というものは感じにくいデザインとなっている。

女性向けクレジットカードとして展開されているものの多くは、パステルカラーやピンクを基調としたガーリーな見た目に、大きな特徴がある。

買い物時のテンションを上げるという意味では、こうしたカードを持つメリットも大きくなるのだろう。

【関連記事】 社会的ステータスの証明|プラチナカードの入会要件とメリットは

女性にオススメのカード10選!

それではいよいよ、女性にオススメしたいクレジットカードを10枚ご紹介する。

よく買い物をするデパート・スーパーなどのカード

最初に検討してほしいのは、よく買い物をするデパートやスーパーのクレジットカードだ。

エポスカード

マルイやモディを運営している企業が発行しているカード。

貯まるポイントはエポスポイントで、200円ごとに1ポイントずつ貯まっていく。

もちろん、エポスカードがオススメなのはこれだけが理由ではない。

提携店での買い物で、ポイントが倍になるキャンペーンを行っていたり、『たまるマーケット』経由でのネットショッピングでポイントが最大30倍付与されたり、さらには携帯電話や家賃の支払いまでクレジットカードを経由してエポスポイントを貯めることができてしまう。

貯めたエポスポイントは、マルイでのショッピングに利用できるほか、プリペイドカードへのチャージ、ネットショッピングでの割引、さらには資産運用にまで使うことができるなど、使い道も様々だ。

ルミネカード

貯まるポイントはJREポイントで、JR東日本が運営している各種カードのポイントと同様のものである。

ルミネカードの最も優れている点は、ルミネ系列の店でのお会計がいつでも5%オフになる、というもの。

また、年に数回割引率が10%にアップすることもある。

その機会を逃さずに、お得なショッピングを楽しもう。 200円の買い物ごとに1ポイントのJREポイントが貯まる。

また、貯まったJREポイントはルミネの商品券などとして使えるほか、Suicaへのチャージなども可能である。

2年目以降は年会費が掛かってしまうが、ルミネでの買い物額が年間3万円以上であれば、年会費以上にお得に利用できる。

イオンカード(WAON一体型)

イオンカードの中でも代表的な、WAON一体型のクレジットカードだ。

イオンカードで貯まるポイントはときめきポイントという名前。

基本は200円で1ポイントずつ貯まるが、イオングループの店で買い物をするときは、いつでもポイントが2倍になる。

また、ときめきWポイントデーはときめきポイントがさらに2倍貯まるなど、イオングループでの買い物がお得に。

さらにこのカードが優れているのは、電子マネーのWAONが付加されている点である。

WAONの利用は、ときめきポイントとは別にWAONポイントが付加される。

WAONへの電子マネー入金をイオンカードのクレジット決済で行うと、カード1枚でポイントを二重取り出来てしまう。

ときめきポイントとWAONポイントのどちらも、1ポイント1円分としてイオンでの買い物に利用できる。

イオンでの買い物が多い人には、マストと言っても良い1枚だ。

セブンカード・プラス

7&iホールディングスが発行するカード。

イトーヨーカドー、Ario、セブン-イレブンなどでの利用がお得になるクレジットカードで、nanacoポイントを貯めることができる。

一般的な買い物では200円ごとに1ポイントが付与されるが、イトーヨーカドー、セブン-イレブン、ビックカメラ、ENEOSなどでのクレジットカード払いでは、200円ごとに2ポイントずつ付与される。

また、電子マネーnanacoへのチャージで200円ごとに1ポイント貯まり、nanacoでの支払い時にも200円ごとに1ポイント貯められる。

セブン-イレブンやArio、イトーヨーカドーをよく使う人には、ぜひオススメしたいカードだ。

ネットショッピング系のカード

実店舗以外で、インターネットショッピングをよく利用するという方には、次のようなカーを持つことで、よりお得にショッピングが可能になる。

Amazonカード

Amazonをよく利用する場合は、Amazonカードがオススメだ。

Amazonカードを使ってAmazonを利用すると、2%のAmazonポイントが還元される。

付与されたAmazoポイントはAmazonでの買い物に利用可能である。

翌年度以降は年会費がかかるが、前年に年1度でもショッピングを行っていれば、年会費は無料になる。

Amazonにおけるショッピング補償もついており、オンラインショッピングを頻繁に行う方にはぜひオススメしたいカードである。

楽天カード

CMでもおなじみの楽天カードも、かなりお得なクレジットカードの1つだ。

クレジットカード利用で貯まる楽天ポイントは通常100円で1ポイントなのだが、楽天市場では不定期でスーパーポイントアッププログラムを開催しており、最大で30倍以上ものポイントが付与されることも。

貯まった楽天ポイントは証券取引やふるさと納税にも利用できるなど、その使い道は多様である。

また、女性向けの楽天PINKカードもあり、特定のアイテムがお得になる有料サービスや、保険サービスなどの付与が可能になっている。

ZOZOCARD

ファッションサイトのZOZOTOWNをよく利用する場合は、ZOZOCARDがとてもオススメだ。

ZOZOTOWNでZOZOCARDを利用すると、なんと驚異の5%還元が受けられる。

貯めたZOZOPOINTは、ZOZOTOWN内での決済時に、1ポイント1円として利用可能だ。

ポイントの有効期間が短い点には注意が必要だが、実質5%オフでファッションアイテムを楽しむことができると思うと、相当お得である。

ZOZOTOWNユーザーなら、ぜひともチェックしておきたいカードだろう。

携帯電話キャリア提携のカード

携帯電話を契約している先の企業が提携しているクレジットカードを選ぶことで、携帯電話料金もお得にすることができる。

dカードGOLD

dカードGOLDは、ドコモユーザーにオススメできるクレジットカードだ。

100円につきdポイントが1ポイント貯められる。

ドコモユーザーであれば、月々の携帯電話使用料やインターネット通信料をdカードGOLDで支払うだけで、1,000円あたり100ポイントの還元を受けることが可能だ。

年会費無料のdカードもあるのですが、ドコモの携帯電話料金等でのポイント付与ができなくなるため、ドコモユーザーであればdカードGOLDのほうがよりお得に利用できるだろう。

また、一般的なゴールドカードのように、空港でのラウンジサービスを受けられるなどの特典が追加されるという嬉しい特典もある。

auPAYゴールドカード

auPAYゴールドカードは、auユーザーにオススメできるクレジットカードだ。

100円につき、Pontaポイントが1ポイントずつ貯まっていく。

こちらもdカード同様、年会費無料のauPAYカードがあるが、auユーザーであれば、携帯電話利用料がクレジット支払いにできるauPAYゴールドカードのほうがオススメだ。

また、auPAYマーケットや、auでんき、都市ガス for auなど、auの決済サービスを利用した公共料金契約も、ポイント加算の対象となる。

YJカード

YJカードは、ソフトバンクユーザーにオススメのクレジットカードである。

100円につきTポイントが1ポイント貯まる。

また、PayPayやYahooショッピングなどと連携することで、ポイント還元率が大幅にアップするという点も、よりお得な点だ。

貯まったTポイントは、ファミリーマートでの決済やYahooショッピングでの支払いに充てることができる。

管理ができるなら複数枚の使い分けが1番お得

クレジットカードは、使う店によって貯まりやすいポイントが違う。

また、貯まったポイントの使い道も様々だ。

『女性向け』と言われているクレジットカードのメリットは有償の付帯サービスである場合が多く、カードの絵柄にこだわりがないのであれば、高還元率、あるいは自分のよく買い物をする店・サイトのクレジットカードを持つのが理想だと言えるだろう。

種類の異なるクレジットカードを複数持つことで、用途や使う店によってクレジットカードを使い分けることができ、家計管理やポイ活に役立てることが可能になる。

賢く使い分けながら、クレジットカードを利用していこう。