最近ブロックチェーン業界に現れたノンファンジブルトークン(NFT, Non-Fungible Tokens)という新しい風は、これまで仮想通貨にあまり関心のなかった一般ユーザーまで裾野を拡大できるということで多くの期待を集めています。
2017年に発売された第1世代NFTであるデジタル猫育成ゲーム「クリプトキティーズ」はNFTサービスを大衆化させました。イーサリアム基盤のクリプトキティーズは、2017年当時の出来高が10万件に迫り、レアな猫が当時のイーサリアム価格換算で11万8000ドルで取引されるなど、NFTが実質的に成功した初のサービスと評価されています。
現在、様々なNFT基盤のブロックチェーンのリリースが進められている中で、GXT TECHはダイヤモンド保証書にブロックチェーン基盤のNFTを活用した技術でGXT NFT(保証書トークン)の公開を予定しており、ダイヤモンド流通業界では初めて事例になる見通しです。
GXT TECH関係者は、「実物の保証書をありのまま保管すれば、偽造品が作られた時に真偽を判別することができず、盗難に対処できない可能性もある」とし、「GXT NFTはブロックチェーン元帳に記録され、トークン化された固有のデジタル保証書として、ダイヤモンドが偽造、紛失や盗難品ではないことを証明できる。偽造·変造やマネーロンダリングから市場を保護できる緩衝材の役割を期待する」と明らかにしました。
GXT TECHは、GXT World(ダイヤモンド取引プラットフォーム)で販売するダイヤモンドを顧客が購入する場合、特別リワードプログラムとして2年後に販売価格の90%で買い取りできるオプションを提供します。この時、ダイヤモンドの持ち主はダイヤモンドとGXT NFT(保証書トークン)を一緒に返還しなければならず、GXT TECHは、GXT NFT(保証書トークン)をもとにダイヤモンドに対する保証責任を負います。また、誰でも自分が保有しているダイヤモンドをGXT NFTに登録できるように、GXT Worldの2次リニューアルサービスを今後追加する計画だとしています。
持続的に成長していくブロックチェーン産業に加え、NFTを活用した他のプラットフォームと比較しても、GXT TECHの技術力は投資家の注目を集めることができる競争力を兼ね備えていると評価されており、ダイヤモンド保証書とブロックチェーン技術を初めて融合した会社である分、今後の成長も期待されている。
一方、GXT TECHはダイヤモンド及びジュエリー流通の専門企業であり、1940年にニューヨークで設立された80年伝統のジュエリーブランドである「beregere」を皮切りに、ブロックチェーン基盤のダイヤモンド及びジュエリー取引プラットフォーム(www.gxtworld.com)を運営しており、シンガポールの取引ライセンスを持ってダイヤモンドを直接選別したダイヤモンドも販売しています。