トランプ次期大統領の当選が決まってから、Dogecoin($DOGE、ドージコイン)が好調なパフォーマンスを披露していましたが、大規模な売りが発生し、$DOGEは一時17%という大きな下落を経験しました。

そんな中、トップミームコインの1つPepe($PEPE、ぺぺ)の改良版として発表された最新ミームコインPepe Unchained($PEPU、ペペアンチェーンド)は、現在行われているプレセールで5000万ドル調達という快挙を達成し、大きな話題となっています。

本記事では、下落する$DOGEに反して勢いをつけているPepe Unchainedに関する最新情報をお届けします。

2021年以来の高値を記録したドージコインが17%の下落

長い間ミームコイン市場を牽引してきた$DOGEは成長余力が限定的という酷評を受けることもありましたが、トランプ次期大統領の当選をきっかけに、2021年以来の高騰を記録しており、一時0.475ドルに到達しました。

しかしながら、ここ数日で利益確定などの売りが発生したということもあり、$DOGEは一時17%の急激な下落を経験しました。

トランプ次期大統領は、2025年1月に就任した後、選挙時の公約で示していたように、Elon Musk氏(イーロン・マスク)を政府効率化省(Department Of Government Efficiency)という新しい省に任命することを決定しました。

マスク氏は、ドージコインの熱狂的なファンとしても知られ、彼の発言はこれまでにも$DOGEの値動きに大きな影響を与えてきましたが、今回も省の通称を「DOGE」としてドージコインを連想させるようなものに設定したことから、$DOGEの価格が強気相場入りすることとなりました。

11月23日に2021年以来の高値を更新した$DOGEは、仮想通貨市場全体の時価総額ランキングで7位に浮上、一時はトレンドのリップル(XRP)を上回るパフォーマンスを見せ、日本の各種ニュースメディアでも取り上げられるなど、より広範な市場で注目を浴びました。

今回$DOGEの価格が大きく下落した要因として、Bitcoin(BTC、ビットコイン)の下落が関係していると考えられており、過去1週間で一時10万ドル達成が目前となったBTCは現在9万3,382ドルあたりを推移しています。

最新ミームコインPepe Unchainedは5000万ドル調達に成功

Pepe Unchainedは、今年6月にプレセールを開始した最新ミームコインで、冒頭で説明したように$PEPEの改良版として発表されました。

現在実施されているプレセールでは、資金調達総額が5000万ドルを超えて5400万ドルとなっており、ミームコイン市場では前代未聞の盛り上がりを記録しています。

本稿執筆時点で$PEPUは、0.01295ドルで取引されていますが、Tier1のカテゴリーに属する大手取引所への上場が見込まれており、プレセール終了後の価格高騰が期待されています。

また、プレセールはすでに最終ステージへ入っており、12月13日に終了する予定です。

$PEPEの改良版といわれるのは、Pepe UnchainedはEthereum(ETH、イーサリアム)のレイヤー2上に独自ブロックチェーン(Pepeチェーン)を開発しているためです。

Pepeチェーンは、イーサリアムのレイヤー1で稼働する$PEPEのデメリットとなっていたスケーラビリティ(拡張性)の問題を解決し、100倍速く低コストな取引を提供しています。

また、Pepe UnchainedはSolana(SOL、ソラナ)の人気ローンチパッドであるpump.funの成功を再現することを目指して、2回のクリックで簡単にオリジナル・ミームコインを生成できる独自ローンチパッドのリリースも控えています。

さらに、取引状況をリアルタイムに確認できる専用ブロック・エクスプローラーや、カスタムDEX(分散型取引所)、61%のAPY(年間利回り)を提供するステーキング機能、ブリッジ機能も搭載予定です。

このように、$PEPUは$PEPEをテーマにした拡散力のあるミームコインという特徴に、高い実用性を組み合わせ、次世代のミームコインとしての地位を確立しようとしています。

Pepeの「友達以上恋人未満」特典と呼ばれる新しいプログラムでは、Pepeチェーン上での新規プロジェクト開発者へ資金援助も行っており、多くの新規投資家がPepe Unchainedに関心を抱いています。

【Pepe Unchainedトークン公式リンク】
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