・世界の金融市場はつながっている

・CFDなら口座を開けば数多くの銘柄を取引できる

・CFDとは

・CFDの魅力

・CFDの注意点

・口座開設してみよう

FXで取引している方ならCFDの名前ぐらいは知っている人が大半だろう。FXが為替に限定した差金決済取引であるのに対し、CFDは外国株や株価指数、コモディティ、ETF、債券といったもっと幅広い金融商品に投資できる点が違っている。逆にいえば大きな違いは投資対象が違うだけともいえる。証拠金を取引会社に入れれば数倍から数十倍のレバレッジで取引できるので、資金が少なくても大きな利益を得られる可能性がある。ハイリスクハイリターンなので大きな損失を被る可能性もある点は注意が必要だ。

世界の金融市場はつながっている

株式、為替、コモディティ、債券といった金融商品は一見すると別々に見えるが、実は密接につながっている。例えば米国の大統領が何か発言したとしよう。この発言を材料に市場のセンチメントがリスクオンとなって米国株が上昇すれば、債券は売られドル高円安となり、金は売られることが多い。材料の内容によってはもちろん違う反応になる場合もあるが、一般的なリスクオン相場はこんな感じで動くことが多い。ということは、株が上がると思ったら金を売って株式でも金でも儲けることが可能になるということだ。ついでにいえば債券も売って円も売れば、もちろん加速度的に儲けが大きくなるということでもある。もちろん想定とは違う展開になれば加速度的に損をする可能性もあるので、リスクヘッジ目的に他の銘柄を買うことが多い。

一つの金融商品にこだわると機会を逃す可能性

「ドル/円しかしていないし、他の金融商品は試すつもりもない」などと取引銘柄を絞っている人も多いだろう。もちろんそれはそれで問題ないのだが、もしドル/円の値動きが長期間ほとんどないのに比べ、原油や金の相場が大きく動いていたらどうだろうか?折角の資金用途を限定していることで、儲けるチャンスを逃す可能性もあるのだ。為替を取引しているトレーダーであれば主要な株価指数や金・原油・債券相場はチェックしているだろうから、値動きを知っているにも関わらず見逃すことになる。ましてインディケーターを駆使してテクニカル重視で取引しているトレーダーであれば、その知識は他の銘柄にも応用が効くことが多いため、みすみすチャンスを逃している可能性もある。

CFDなら口座を開けば数多くの銘柄を取引できる

株式指数先物やコモディティ、債券、外国株などジャンルを超えた数多くの銘柄を取引できるのがCFDだ。FXと同じ差金決済取引であり、資金が少なくてもチャレンジできるのが魅力。取扱会社によって取扱銘柄数に大きく差があるが、多いところでは1万以上の数を誇る会社もある。ただし「クリック株365」という株式指数先物のCFDのみを扱う会社もあるので、よく確認しよう。米国株と金、小麦、米国債を一つの口座で買うということがCFDならできるということであり、外国株式口座、コモディティ口座などを様々な証券会社でいちいち開設しなくてもいいというだけでも便利といえる。

CFDとは

差金決済取引(Contract for Difference)のこと。FXが為替に限定した差金決済取引であるのに対し、CFDは外国株や株価指数、コモディティ、ETF、債券といったもっと幅広い金融商品に投資できる点が違っている。逆にいえば大きな違いは投資対象が違うだけともいえる。証拠金を取引会社に入れれば数倍から数十倍のレバレッジで取引できるので、資金が少なくても大きな利益を得られる可能性がある。ハイリスクハイリターンなので大きな損失を被る可能性もある点は注意が必要だ。

1 幅広い銘柄に投資できる(外国株、株価指数、コモディティ、債券など)

CFD取扱会社にもよるが口座を開けば、外国株から株価指数、コモディティ、債券、ETFなどに投資が可能。アップル株に買いをいれながら、リスクヘッジとして債券買いをするなど多彩なポートフォリオを1口座で組める。様々な証券会社で口座を開かなくてもCFD口座だけ持てば分散投資できるという点も魅力だ。1万以上の銘柄を誇る会社もあればクリック株365で株価指数と連動したCFDしかない会社までさまざまなので、自分はどの銘柄で取引したいのかをよく確認して口座を開くようにしよう。

2 レバレッジをかけられる

株の信用取引は約3倍だが、CFDは数十倍までレバレッジをかけることができる。例えば日経225などに連動する株価指数CFDは10倍、商品(コモディティ)CFDは20倍といった感じだ(取扱会社や銘柄によってレバレッジは違う場合もあるので要確認)。レバレッジをかければ少額の投資でも大きな利益が得られるが、逆に損失も膨らみやすいので、注意が必要だ。ちなみに日経225CFDの場合だと日経225が2万円の時はレバレッジが10倍なら2000円の投資額(証拠金)で1口購入できる。2万円から2万100円に日経225が上昇すれば100円×10倍の1000円が利益となる計算だ。2万円の証拠金で10口買えば1万円の利益、20万円の証拠金で100口買えば10万円の利益となる(取扱会社によって最低証拠金が決まっているので確認しよう。証拠金が少額すぎると取引できない場合がある)。

3 売りも買いもできる

FXと同じで、下げ相場でも利益が得られるのが特徴だ。下落すると考えるなら「売り」をしかけて適度な価格で買い戻せば利益が得られる。もちろん、通常の株取引のように「買い」から入って価格が上がったところで売れば利益になる。金融市場の状況がどうであろうと利益を得られるチャンスがあるのだ。

4 金利調整額がもらえる(売りポジション)

CFDの場合、ポジションを翌営業日に持ち越した場合、金利調整額が発生する。FXでいうスワップと同じだ。ただし、CFDは買いポジションがこれを支払うということが決まっており、売りポジションなら持っているだけで金利調整額がもらえるということになる。もちろん銘柄によってないものもあるので事前に確認しよう。

5 権利調整金(配当金や分配金)をもらえる(買いポジション)

原資産が株式等のCFDは株でいう配当金や分配金をもらうことができる。これは原資産に配当金や分配金が払われたときに受け取れるもので、権利調整金と呼ばれる。ただし買いポジションをもっていれば受け取れるが、売りポジションの場合は支払わねばならないので注意が必要だ。もちろん銘柄によってないものもあるので事前に確認しよう。

6 価格調整金がある

株価指数CFDと商品CFDのような原資産が先物のCFDは限月の切り替わりのときにこれが発生する。発生理由は先物には期日があるがCFDにはなく、CFDが参照する先物が期日を迎える前に、期近から期先へ参照先物価格を変更しなければならないからだ。しかし通常期近と期先では価格が異なるため期近から期先にCFDの参照が変更になると価格も変わることになるのだ。この価格差によって生じる損益を調整するのが価格調整額というわけだ。期近より期先の価格が高い場合は、買いポジションは含み益が出るため、その分を相殺する調整金を支払う必要があるが、売りポジションは逆に調整金を付与される。また、期先より期近の価格が安い場合は、買いポジションは含み損が出るため調整金をもらえるが、売りポジションは反対に調整金を払うことになる。

7 日本の祝日も含めほぼ24時間取引可能

株式や先物と違い、取引所の開場時間に左右されないため、ほぼ24時間取引ができる。例えば日経225先物だと午前8時45分~午後3時15分と午後4時30分~翌5時30分が取引可能時間だが、CFDは午前8時~翌朝7時とほぼ24時間取引可能だ(クリック株365は午前8時30分~翌朝6時・サマータイム時は5時まで)。日本の祝日も取引可能なので、日本が祝日のときに相場が動いた場合でも対応可能だ。

8 限月がない

先物のような限月がないため、SQ(特別清算指数)を意識した売買をする必要がない。長期間ポジションを持つことができるので、目先の売買に振り回されないのが利点だ。特にスイングを得意とするトレーダーは先物だと決済期日が近いと売買しにくい場合があるが、CFDならその問題がなく、長期的な戦略で勝負ができる。(取扱会社や銘柄によっては限月が存在するものもある)

CFDの注意点

1 ハイリスクハイリターンなので損失が出る可能性がある(追加証拠金の支払いが必要な場合もありうる)

差金決済取引は一般的にレバレッジをかけて取引することが多い。FXも同様だが、高いレバレッジをかければかけるほど、ハイリスクハイリターンになる。予想と逆方向への値動きとなった場合、建玉に対する証拠金が不足すると追加証拠金が必要となる。定められた期日までに証拠金を入金しないと強制決済されてしまうので、注意が必要だ。

2 金利調整額を払う(買いポジション)

買いポジションを翌営業日に持ち越した場合、金利調整額が支払わねばならない。FXのスワップと同じ考え方になる。

3 権利調整金(配当金や分配金)を払う(売りポジション)

配当金や分配金の権利確定日に売りポジションを持っていると、権利調整金を支払う必要がある。これはFXにはないものなので、要注意だ。

4 価格調整金がある

限月の切り替わりの際に発生するもので、期先と期近の価格によって変わる。ロールオーバーによって得も損もしないという制度だ。

5 税金

雑所得として申告分離課税の対象となり、FXや先物など同じ雑所得のものと合算できる。合算して雑所得が20万円を超えれば確定申告が必要だ。

口座開設してみよう

CFDを開設するのにおすすめなのが、DMM証券だ。銘柄は7種類で、日経225、ダウ平均、ナスダック100、SPX500といった日米の主要株価指数に加え、金、銀、石油というコモディティも取引できる。
スプレッドも日経225が7.0円など業界屈指の狭さであり、取引手数料も0円となっていてトレードを始めやすい環境といえるだろう。

また、DMM独自のサービスとして『取引応援ポイントサービス』も実施しており、ポイントは現金に換金できるのも魅力だ。新規取引のたびにポイントがたまり、例えば新規で10Lot取引すれば3ポイントが付与される。取引回数が多い人に有利なサービスといえるだろう。

口座開設は最短で即日で取引可能というほどスピーディ。口座開設フォームに必要事項を入力し、本人確認をスマホで行えばオンラインで完了し、面倒な郵便物の本人確認が不要となる。本人確認もスマホで画面の指示に従い、マイナンバー書類、免許書等の本人確認書類、本人の顔写真をスマホで送るだけだ。

さあ、金融市場の変化を逃がさないため、CFD口座を開設してみよう。FXや株とは違った魅力がそこにはある。