アリババ創業者ジャック・マー氏と関わりのある香港上場企業ユンフェン・ファイナンシャル・グループ(雲鋒金融集団)が、イーサリアム(ETH)を1万ETH(4400万ドル相当)を購入したことが明らかになった。
Web3拡張の一環として
同社の火曜日の発表によると、この購入は内部資金を用いて行われた。ユンフェンは最近、Web3や現実世界資産(RWA)、デジタル通貨、人工知能(AI)分野への拡大方針を示しており、今回の購入はその一環とされている。
ユンフェンは、イーサリアムをRWAのトークン化、金融とWeb3インフラの統合を支える準備資産として選択したと述べた。
「取締役会は、ETHを戦略的準備資産として組み入れることが、Web3を含む先端領域への拡張戦略と一致しており、RWAのトークン化活動における重要なインフラ支援を提供すると信じている」
投資資産として計上
ETHはユンフェンのバランスシート上で投資資産として計上される。「ETHは当グループの財務諸表において投資として計上される」と声明は説明した。
同社はまた、ETH保有が資産基盤の多様化や法定通貨への依存軽減に寄与すると述べた。さらに、保険業務や分散型金融に特化した新しいビジネスシナリオにおけるイーサリアムの応用可能性も探る計画だ。
ユンフェン・ファイナンシャルは香港上場のフィンテック企業で、証券仲介、資産運用、保険、フィンテックソリューションを提供している。ジャック・マー氏は同社の重要な関係者とされている。
イーサ・マシン、6億5400万ドルを調達
火曜日、仮想通貨企業イーサ・マシンは、長年のイーサリアム支持者であるジェフリー・バーンズ氏から15万ETHを確保し、6億5400万ドルを調達した。バーンズ氏は同社の取締役にも就任する予定だ。
この調達は、年内に予定されているナスダック上場に向けて大規模なETH保有を構築する戦略を支援するものだ。イーサ・マシンのETH保有量は34万5000ETHを超えており、上場時には49万5000ETH以上に達する見込みである。
ビットマインもETHを積み増し
ファンドストラットのトム・リー氏が率いるビットマイン・イマージョン・テクノロジーズも、15万ETH以上を追加し、総保有量は約187万枚に達した。評価額は約81億ドルとなり、同社は世界最大のETH保有企業としての地位を固めつつある。
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