ヤフー子会社のZコーポレーション 仮想通貨税務支援のエアリアルパートナーズに出資

ヤフーの100%子会社であるZコーポレーションは14日、仮想通貨の税務支援を手掛けるエアリアルパートナーズに出資したと発表した。Zコーポレーションの出資額は明らかになっていないが、エアリアルパートナーズの発表によれば、同社は他の企業からの出資と合わせ計1億8000万円を調達する予定だ。

Zコーポレーションの出資は1月31日付。エアリアルの発表によれば、同社の資金調達にはZコーポレーションのほか、ベンチャーキャピタルのジェネシア・ベンチャーズなどが参加する。

エアリアルは仮想通貨の確定申告サービスの「Guardian」や仮想通貨の損益計算ソフト「Gtax」などのサービスを提供している。エアリアルは今回調達資金で、開発強化やサービス拡充につなげる。

今回の出資を受け、Zコーポレーションの取締役を務める高田徹氏がエアリアルの社外取締役に就任。ゴールドマンサックス出身のジョン・フリン氏も社外取締役に就任する。

Zコーポレーションは2018年に設立した企業で、ヤフーの新規事業の開発を担う。同社は昨年4月、仮想通貨交換業のビットアルゴ取引所東京の株式40%を取得すると発表。今年3月からは仮想通貨メディア「コインデスク」の日本版も始める。

今回の発表でZコーポレーションは「出資するグループ会社において、安全安心な仮想通貨取引所」の開始に向けて準備を進めていると説明。出資したビットアルゴは2月に社名を「TaoTao(タオタオ)」に変更している。昨年10月のコインテレグラフの取材では、ヤフーは取引所の開始を19年春頃を予定していると回答しており、今後数か月以内にサービスが始まる可能性もある。

エアリアルは2月7日にも仮想通貨取引所を手掛けるQuoineとの業務提携を発表。仮想通貨の損益計算サービスで連携する。将来的にTaoTaoの取引所でも同様の連携を行う可能性があるだろう。