XRP(XRP)は、予想よりも早く価格再発見の段階に入る可能性があると、アナリストのチャド・スタイングレーバー氏が指摘している。同氏は、XRP価格が「2ドルから10ドルへ」1年以内に動く可能性があると予測している。
ETF需要が示すXRP400%上昇シナリオ
スタイングレーバー氏の予測は、11月にローンチされた新しいXRP上場投資信託(ETF)への強い需要を受けたものだ。
SoSoValueのデータによれば、これらの投資商品は11月13日の取引開始以降、9億4400万ドル超のXRPを取り込んだ。これは、流通する全XRPの約0.74%をETFが保有している計算となり、ローンチから1か月未満のファンドとしては驚異的な規模だ。
スタイングレーバー氏はまた、新たにローンチされたビットワイズ・クリプト10ファンドETF(BITW)におけるXRPの存在にも言及した。同ETFは火曜日に12億5000万ドル超の資産を持って取引を開始し、そのポートフォリオの5%がXRPとなっている。
スタイングレーバー氏は水曜日のX投稿で「ビットワイズがまだ正確な数字を公表していないため、推測になるが、ビットワイズ・インデックス10は本日時点で約3071万8290XRPを保有していると考えられる」と述べ、さらにこう付け加えた。
「これにより、ファンドのローンチ以降、AUMに取り込まれたXRPは合計5億606万7267XRPとなる。まだ1か月も経っていない。」
米国でのビットコインETFデビューから2年も経たずにビットコイン価格が倍増したことを踏まえ、スタイングレーバー氏はXRPにも追随する余地があると主張する。ETFへの資金流入が継続するのであれば、XRPは2026年に向けて10ドル付近まで加速し、約400%の上昇もあり得るとした。
テクニカル分析もXRPの10ドル突破を支持
テクニカル面でも、XRPのチャートはスタイングレーバー氏の強気シナリオと一致している。
2週間足では、XRPは数か月にわたる対称トライアングルのブレイクアウト段階に入った。このパターンは長期的な保ち合いの後に出現することが多く、強いトレンド継続の前兆となる場合がある。
トライアングル上限のトレンドラインを上抜けたことは、買い手が主導権を取り戻していることを示しており、今後数か月で14〜15ドルへの到達を示唆している。
2つ目のセットアップも同じ価格レンジへの上昇を支持している。長い時間軸では、XRPは強力な上昇の後に下向きの保ち合いチャネルを形成する典型的な「強気フラッグ」を描いているように見える。
この強気フラッグのターゲットもトライアングルのターゲットと同じ14〜15ドル付近を示している。XRPがフラッグ上限を明確に突破すれば、上昇に向けた動きが期待される。
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