XRP(XRP)は水曜から金曜にかけての下落分を取り戻し、2.26ドル付近で推移している。局所的な安値である2.06ドルから9.7%の上昇となった。
アナリストの間では、2025年に現物XRP上場投資信託(ETF)が承認されるとの期待感が高まり、XRPが2桁台に上昇するとの強気な見方が広がっている。
XRP ETF承認確率が98%に急上昇
米証券取引委員会(SEC)が2025年にXRP ETFを承認する可能性は、ポリマーケットのデータによると火曜日の時点で98%に達した。
ビットワイズ、グレースケール、フランクリン・テンプルトン、21シェアーズといった大手プレイヤーによる複数のXRP ETF申請がSECへの圧力を高めており、規制されたXRP投資商品の強い需要を示している。
また、CMEグループが5月19日にXRP先物ETFを立ち上げ、初日の取引高は1900万ドルに達した。これは市場の成熟度と機関投資家の関心の高さを示すものだ。
さらに、異なる業界に属する3社がXRP準備金として計4億7100万ドル超を投資する計画を発表しており、なかでもウィーバス・インターナショナルはSECに対して3億ドル相当のXRP戦略準備金を提出した。こうした動きは、企業による採用と機関投資家からの信頼の高まりを裏付けるものとなっている。
3月にSECがリップルに対する訴訟を取り下げたことも追い風となり、市場センチメントは強気に傾いている。
SECによるETF申請の審査が遅れている一方で、CME市場での成功と企業による積極的な取り組みにより、ポリマーケットでの承認確率は4月の68%から6月初旬には98%まで上昇した。年末までに承認されるという期待が高まっている。
これらのETFが承認されれば、機関投資家の資金流入が見込まれ、XRPの需要が加速し、価格上昇を後押しする可能性がある。なかにはブラックロックのような大手が参入すれば、XRPは50ドルに達するとの予測も出ている。
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アナリストはXRPの25ドル超えを予測
市場アナリストのイグラグ・クリプト氏によれば、XRPは「2025年に2桁ドルを目指す」構造にあるという。
同氏が用いる「ガーディアン・アーチ」分析によれば、XRPの価格は過去のパターンやタイムラインを踏まえると20ドルまで上昇し、場合によっては27ドルでピークを打つ可能性があるという。
この分析では、21週間指数平滑移動平均線(EMA)と33週間単純移動平均線(SMA)の位置関係を主な指標とし、転換点を見極めている。また、月足チャートで形成されつつある強気フラッグも、20ドルへの上昇継続を示唆している。その後、弱気市場では最大86%の下落があり、XRPが3ドルまで戻る可能性もあると見ている。
「理論上の上昇幅は20ドルだが、次の強気局面は激しい反動が予想され、2021年の弱気市場のように86%近い下落もありうる。仮に27ドルに到達した場合、XRPは再び3ドル前後まで下落する可能性がある」
これに呼応するかたちで、アナリストのジェイディー_757氏も、XRPの現在のテクニカル構造が「2017年の隠れた強気ダイバージェンスと類似している」と指摘している。
2017年のダイバージェンスは、XRPの価格を0.0055ドルから3.40ドル超まで引き上げた実績がある。もしこの構図が再現されれば、現在水準から1000%超の上昇となり、25ドル以上へのラリーが現実となる。
ただし、同氏はこの大規模な上昇の後には、90%の価格下落もあり得ると警告しており、25ドルが2025年の強気サイクルの頂点になる可能性があると示唆した。
「現在の構造は当時と非常によく似ている。25ドル上昇の後、歴史的なクラッシュが来るかもしれない」と述べている。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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