リップルで投資・イノベーション部門を担うXpringは11日、仮想通貨XRPのユースケースを拡大させるため、新たに開発者向けプラットフォームを公開した。「XRPエコシステムの成長と開発をサポートするため」と、Xpringのイーサン・ビアード氏は公式ブログの中で語っている。
ウォレットや新しいサービスを開発するディベロッパー向けサイト「xpring.io」を立ち上げた。開発者がツールやサービス、ドキュメントにアクセスをし、開発のためのハブとなることを目指しているという。
XRPの開発ツールにである、ソフトウェア開発キット(SDK)の「Xpring SDK」やXRPレッジャーなどにも新しいアップデートを行った。例えば、Xpring SDKでは、プログラミング言語のPythonとGOへのサポートを追加した。
イーサン・ビアード氏によれば、この開発者向けプラットフォーム今後四半期ごとに新しいアップデートを行っていくという。
「すべての開発者と協力し、既存のペイメントの問題点を解決し、まだ発見されていない新しいビジネスモデルとユースケースを生み出すことを楽しみにしている」