1月に米国で初めて現物ビットコイン上場投資信託(ETF)を発行した企業の1つであるウィズダムツリーが、XRPを対象とする現物ETFを開始するための申請を行った。
ウィズダムツリーは12月2日、米証券取引委員会(SEC)に対して、現物XRP ETFのためのS-1申請を提出した。XRP ETFを申請する企業としては米国で4番目となった。
ウィズダムツリーの新しいETFである「ウィズダムツリーXRPファンド」は、Cboe BZX取引所に上場される株式を発行することで、投資家にXRPの価格へのエクスポージャーを提供することを目的としている。
コインベー関連会社がカストディアンに
申請によれば、XRPカストディアンは米国の仮想通貨取引所コインベースグローバルの関連会社が務める。
「コインベースは、いくつかの競合する上場XRP製品のXRPカストディアンおよび主要実行エージェントとして機能しており、米国の現物XRP上場取引製品エコシステムをサポートする上で重要な役割を果たしている」とウィズダムツリーの申請書に記載されている。
ウィズダムツリーはまた、ウィズダムツリービットコインファンド(BTCW)についてもコインベースに依存している。
XRP ETFを申請している企業には、ほかにビットワイズ、キャナリーキャピタル、21シェアーズがいる。
ビットワイズは10月2日にビットワイズXRP ETFのためのS-1申請を提出した、同社はXRP ETFを申請した最初の企業だ。
キャナリーキャピタルはその後、ビットワイズの後を追い、10月9日にSECにキャナリーXRP ETFのためのS-1申請を提出した。
21シェアーズは、11月1日にコアXRPトラストのためのS-1申請を提出した。このトラストは、投資家にXRPへの直接的なエクスポージャーを提供するものではなく、市場への間接的なアクセスの機会を提供するという。
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