大規模プロジェクトや企業が次々と破産を申請し、仮想通貨市場を恐怖が取り囲む中、コミュニティメンバーは仮想通貨の最高のユースケースを世界に想起させ続けている。

コインテレグラフのソーシャルチームはツイッターで、仮想通貨の最良のユースケースは何かについてコミュニティの見解を共有するよう求めた。決済やセルフカストディから透明性や投資まで、コミュニティメンバーからは幅広い回答があった。

あるコミュニティメンバーは、テザー(USDT)のようなステーブルコインの支払い方法としての利用を強調する一方で、他の仮想通貨は投資手段として使用できると指摘。一方、別の回答では、仮想通貨がもたらす透明性を指摘する声もあった。このほか、ある回答では、FTXの破綻以降、最近話題になっている貯蓄、消費、セルフカストディの概念も提起された。

一方、別の回答では、仮想通貨が分散型のピアツーピア取引のメカニズムを提供し、銀行のような中間業者を排除して、銀行にアクセスできない人が金融商品にアクセスできるようになることが最良のユースケースであるとの主張もでた。

一部の回答とは逆に、仮想通貨業界は日常的な実用性をターゲットにすべきだと回答。このTwitterユーザーによると、分散型金融(DeFi)、ノンファンジブルトークン(NFT)、トレーディングは、仮想通貨の普及に貢献しないという。このコミュニティメンバーは、仮想通貨エコシステムが実用性をアップグレードする時期だと指摘した。

別のTwitterユーザーは、決済が依然として仮想通貨の最高のユースケースであることを繰り返した。このコミュニティメンバーは、ドージコイン(DOGE)がソーシャルプラットフォーム内の支払い手段としてTwitterに実装される可能性も指摘した。