イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は、ツイッターでZキャッシュのプロジェクトが「クールだ」とコメントした。

 ツイッター上で「あなたはETH以外のコインにコメントするのか?」と問われたブテリン氏は、「僕は好奇心が強い。時々はする。@zcashcoはクールだ」と応えた。

 Zキャッシュはその高い匿名性から、仮想通貨の愛好家の中では評価される。だが匿名通貨はマネーロンダリングといった犯罪に利用される懸念も指摘され、規制当局から非難を受ける存在でもある。

 実際に日本の仮想通貨取引所のコインチェックは5月、Zキャッシュやモネロ(XMR)、ダッシュ(DASH)といった匿名通貨の取り扱いを停止してしまった

 一方で米大手仮想通貨取引所のコインベースは7月、Zキャッシュの取り扱いを検討していることをブログで明らかにした。カルダノ(ADA)やベーシック・アテンション・トークン(BAT)など5つのアルトコインについて言及し、その中にZキャッシュも含まれていた。「私たちは透明性のあるZキャッシュのアドレスからの預金と引き出しのみをサポートするなど、私たちのサイトを通じてこれらの資産と対話できるようにするかもしれない」とブログで説明している。