クレジットカード大手ビザのカードが英国やその他欧州各国で決済されないという障害が発生している模様だ。BBCが伝えた。
一日に150億件の決済を処理するといわれる同社は、公式ツイッターでサービス障害が発生している旨を認めている。
ここで注目されるのがビットコイン(BTC)の非集権ネットワークだ。2009年1月のスタート以来、動作が中断したことがないといわれる。
バークレイズやアイルランド銀行はビザのデビットカードを利用している顧客に対し、ATMから現金を引き出すように促している。
さらに、英ナショナル・ウエストミンスター銀行やHSBCもビザ決済の問題についてツイートしている。マスターカードには影響がないとしている。
BBCによると、英スーパーマーケット大手テスコは、ビザカードを使った非接触型決済に問題が発生していると指摘。また、英スーパーマーケットであるセインズベリーズも同様の問題を報告している。
一方で、カード決済ソリューションを提供するPaymentsense社は、ビザが既に「システム障害を修正」したと伝えている。