ベネズエラの官製仮想通貨ペトロ(Petro)が法定通貨で公式に購入に可能となった。ベネズエラ経済省が29日にツイッターで発表した。

ツイートに掲載された情報によると、ペトロは公式ウェブサイトまたは政府が認可した6つの仮想通貨取引所を通じて、当局から直接購入できる。個人や法人はペトロの公式サイトに情報を登録し承認されると、中国元、ユーロ、米ドル、仮想通貨ビットコイン(BTC)、ライトコイン(LTC)、イーサリアム(ETH)、ダッシュ(DASH)が購入可能という。しかし、国家仮想通貨連盟は、現在のところBTCとLTCのみ対応していると述べている。

政府はまた、ペトロの顧客サービスに関する問題を扱うと言われている暗号資産と関連活動の責任者にホセリット・ラミレス氏を任命した。

ベネズエラ政府は10月16日、Bancar、Afx Trade、Cave Blockchain、Amberes Coin、Cryptia、Criptolagoの6つの仮想通貨取引所にペトロの取引する権限を与えた。これらの取引所はコインマーケットキャップでは上位100位には入っていない。