資産運用会社のヴァンエックは、米証券取引委員会(SEC)に申請中の現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)に関連して、仮想通貨支持の広告動画を開始した。

12月29日のX(旧Twitter)の投稿で、ヴァンエックは「Born to Bitcoin」というビデオを公開したが、ビットコインETFを明確に広告する内容ではなかった。

SECに現物型ビットコインETFを申請している複数の資産運用会社が、ETF承認に先立ち同様の広告スポット動画を公開している。ビットワイズは12月のメディアキャンペーンで俳優のジョナサン・ゴールドスミスを雇ってビットコインを宣伝した。ハシュデックスは仮想通貨のような革新的な技術の使用例を示唆する広告スポットを展開した

公開時点では、SECは米国では現物型ビットコインETFを上場承認していない。しかし、同委員会は2021年に仮想通貨先物に関連する投資商品を許可し始めた。一部の専門家は、SECが2024年1月から複数の現物型ビットコインETFを承認する可能性があると推測している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン