米資産運用会社のヴァンエックらは17日、SEC(米証券取引委員会)に申請していたビットコインETFを取り下げた。審査の最終期限の1ヶ月前での決断だった。
SECに提出された書類によると、ビットコインETFが取り下げられたのは13日。これまでSECは何度もビットコインETFの可否判断を延期しており、最終期限は10月18日となっていた。
ビットコインETFは、機関投資家の参入を促すとして市場関係者から期待されていた。
ヴァンエックらによる取り下げにより、残るはビットワイズのビットコインETFとウィルシャー・フェニックス・ファンズによるビットコインと米短期債に投資する信託「ザ・トラスト」。前者の最終期限は10月13日で後者の次の期限は9月29日となっている。
ヴァンエックらは、ビットコインETF取り下げに先駆けて、適格機関投資家に対象を絞った「限定版ビットコインETF」を発行。専門家からは、ビットコインETFが通らないことを見越して限定版を立ち上げたのではないかという見方も出ていた。
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SECは、取引所による詐欺や価格操作、投資家保護が不十分である点などを懸念し、これまでビットコインETFの可否判断を延期もしくは拒否してきた。
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