ウズベキスタンのシャブカット・ミルジヨエフ大統領は、「デジタルトラスト」と呼ばれるブロックチェーン開発基金の設立を命じた。政府ウェブサイトで2日に明らかにされた。
ファンドの目的は、医療、教育、文化分野を含むさまざまな政府プロジェクトにブロックチェーンを導入することだ。国際的な投資も担当する。デジタルトラストは、国際ローンおよび助成金に加えて、プロジェクト管理当局から資金提供を受ける。
ウズベキスタンのブロックチェーン業界と仮想通貨業界を支援する動きにおいて、大統領は、近い将来ブロックチェーンをさまざまな公共エリアに統合する立法措置を承認した。
7月には、「ウズベキスタン共和国のデジタル経済開発対策」に調印している。この文書は、ブロックチェーンが行政の特定の分野に統合できるようにするための規定を作成するものだ。
規定下では、ブロックチェーン統合プログラムは2020年までに導入することになっている。同時に、情報技術通信開発省は、国際的な清算機関や貸出および貿易金融のブロックチェーン統合スキームを提示しなければならない。
大統領が署名した仮想通貨取引規制に関する法律は2日施行されている。新法によれば、外国人はウズベキスタンの子会社を創設することによってのみ、仮想通貨を取引することができる。最低資本金は71万ドルと規定されている。
さらに、仮想通貨トレーダーはウズベキスタンの株式市場規制に該当せず、キャピタルゲインに対する納税は免除される。
新しい法律の下では、仮想通貨取引所は、テロリスト対策およびマネーロンダリング防止法に準拠しなければならない。また、仮想通貨取引、顧客の個人情報およびその対応についての情報を5年間保存する必要がある。