中国政府が859品目の輸入関税引き下げを決め、米中関係に対する楽観論が高まったことから、NYダウは96.44ドル高の28551.53ドルで引けた。
22時30分に発表になった11月耐久財受注は-2.0%(予想1.5%)、コア耐久財受注も0.0%(予想0.1%)といずれも予想を下回った。24時発表の11月新築住宅販売戸数も71.9万件と予想の73.3万件を下回った。いずれも予想より悪い数値だったが、あまり材料にはならず、リスクオンの流れが続いている。
ただ、米国10年債利回りが1.94%まで上昇したが、ドル円の上値は重い。高値109.53円、安値109.34円とわずか19銭の値動きとなった。
本日の米国市場は13時までの短縮取引。欧州も休場か短縮取引が多く、動意薄の展開が続くだろう。
ドル円のテクニカル分析と相場見通し
今日のドル円予想レンジ
109.10~109.70円
米国株式市場は堅調で、米国10年債利回りも上昇しているものの、ドル円の上値は重い。本日も市場参加者が少ないので、109.50円前後での値動きが続くだろう。