6時時点のドル円は110.16円と110.10円前後で動意薄。キング牧師生誕記念日で米国市場が休場となる中、ドル円の1日の値幅はわずか14銭だった。
昨日から行われている日銀の金融政策決定会合では、政策の現状維持を決める可能性が高いが、昼すぎまで様子見の展開になるだろう。
また、本日から24日までスイスでダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)が開催される。
米中貿易摩擦では「第1段階通商合意」の署名にこぎつけたものの、アメリカの農産品を大量輸入するとの約束について、中国の劉鶴副首相が「市場状況に基づき購入する」と発言したことが物議を醸している。
ダボス会議では、トランプ大統領の中国との貿易摩擦やイランとの対立を巡る発言に注目だ。
ドル円のテクニカル分析と相場見通し
今日のドル円予想レンジ 109.50~110.50円
ドル円は110.10円前後での推移が続いている。ドル円のチャートはしっかりだが、米10年債利回りが1.825%と、米国株式市場で主要3指数が過去最高値を更新しているわりには上値が重く、金利面からのドル高サポートは期待できない。米ドル指数のチャートを確認してみよう。