【ドル円予想】米中貿易交渉の行方に注目だが、200日移動平均線(109円)の壁は厚い

14時時点のドル円レートは、108.81円と金曜のNY市場終値に比べて8銭ほどの円安水準。ただ、ここまでの値幅は19銭と小動きだ。

先週末の15日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比222ドル高の2万8004ドルと節目の2万8000ドルを初めて上回り過去最高値を更新した。

クドローNEC(米国家経済会議)委員長が米中貿易協議について「合意に近づいている」と述べたのに続いて、ロス米商務長官も「両国は詳細を詰めている」と話し、米中会議が早期に合意するとの期待が高まったことが原因だ。

しかし、18日早朝に香港で反政府デモに参加する学生の拠点になっている香港理工大学に警察の機動隊が突入するなど、香港情勢は落ち着いていない。

ただ、注目されている香港ハンセン市場が1%近く上昇していることから、日経平均株価も53円のプラス。ドル円についても買い安心感となっているようだ。

本日は注目度の高い経済指標の発表はない。米中貿易交渉はなお不透明感が強いので、突発的なニュースで振らされる展開には注意したい。

テクニカル分析

ドル円レンジ予想  108円~109円

先週、8月26日の安値104.45円を起点とする上昇トレンドを一時下回った。金曜に再度上回ったが、予断を許さない状況だ。

上値は200日線(109円)が抵抗ラインになると考えている。現在は20日移動平均線(108.77円)前後での推移となっているが、下への動きに注意が必要だ。