米連邦準備制度理事会(FRB)は、ワシントンD.C.でリテール決済部門の担当マネジャーを募集している。11月3日の同サイトの求人情報欄に募集要項が掲載されていた。仮想通貨やステーブルコインや分散型台帳技術の研究に貢献できることが期待されている。
同募集要項ではまた、リテール決済システムに関する新たなポリシーや規制などの開発と導入の推進などの管理も要求されるとしていた。給料は年間最大25万700ドル(約2700万円)。
先日、米金融サービス委員会のフレンチ・ヒル議員とビル・フォスター議員は、パウエルFRB議長に対し、米ドルのデジタル通貨を開発するプロジェクトを進めるよう求めていた。今回の人材募集から、FRBは少なくともその可能性の調査を開始するのではないかとの見方もできる。
【関連記事:「米ドルもデジタル通貨に」米下院議員がFRBに求める】
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版