世界最大のビットコインATM運営業者のビットコイン・デポットは、新型コロナウイルスのさらなる拡大を防ぐために一部のビットコインATMを停止する。
世界中で隔離やソーシャルディスタンシング(社会的に距離を置くこと)が叫ばれる中、ビットコイン・デポットは米国の人口密度の高い場所を中心に仮想通貨ATMを一時停止する。ビットコイン・デポットのプロダクトディレクターであるアローナ・ルボブナヤ氏は、コインテレグラフに対して、「我々は状況をモニタリングし続けており、今後運営停止になるATMの数は増えるだろう」と述べた。
「我々は、ユーザーによるソーシャルディスタンシングの実施を妨げる場所を監視し続ける。現在約10%の機械が停止しており、4月末かそれ以降まで一時的な停止は続くだろう」
ビットコイン・デポットは、米国の25の州にまたがって600ビットコインATMを運営している。
世界におけるビットコインATMの数は、4月2日の時点で7389台となっている。
ビットコイン・デポットのブランドン・ミンツCEOは「他のビットコインATM運営業者も我々に続いて消費者保護のためにできることを全てやってほしい」と述べた。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン