Blockchain.comの調査責任者であるギャリック・ヒルマン氏は、インドの銀行は仮想通貨に関心を示しているが、規制の不確実性のため仮想通貨の分野に参入することを躊躇しているとインタビューの中で指摘している

現地メディアのデータクエストとのインタビューの中で、ヒルマン氏は、Blockchain.comが同じ理由からインドにおいて法定通貨のゲートウェイを持っていないとも述べた。しかし、長期的な目標としてゲートウェイを持つ方針であるとも、彼は付け加えている。

先週に行われたインドの仮想通貨規制に関するウェビナーの中で、仮想通貨取引所ワジールXのニスチャル・シェティCEOは、インドの銀行がブロックチェーンと仮想通貨の文アyに関与することに関心を持っていると京都湯した。シェティ氏によれば、ワジールXにアプローチしてアドバイスを求めてきた銀行は、国際的な取引における技術のユースケースに高い関心を持っていたという。

インドがほかの地域に遅れをとるリスク

過去2年間、インドは明確な規制と銀行によるサポートが欠如していたため、ブロックチェーンと仮想通貨関連の多くのビジネスが行き詰ることとなった。しかし、最近のインド最高裁がインド準備銀行の仮想通貨禁止の命令を取り消したことで、インドの仮想通貨ビジネスにプラスの影響を与えることになった。

ヒルマン氏は、この判決を取り上げて、判決以来ある程度の進展はあったものの、仮想通貨をインドの金融市場の一部にしたくないほかの規制機関の存在があるとも指摘した。

これらの機関が仮想通貨を受け入れ、明確でポジティブな規制を導入すれば、インドでは仮想通貨ビジネスの急増、企業活動や投資の成長につながると、ヒルマン氏は語る。

ヒルマン氏によれば、インドの規制当局の現在のスタンスは、この急速に進化する分野でのインドの成長を阻害しており、「インドは仮想通貨のイノベーションにおいて、ほかのテクノロジーハブに遅れを取っている」とうい。

Not all officials are convinced

インドでは以前として規制当局の中に強力な反仮想通貨の考えがあるようだ。インドの元財務長官であるサブハッシュ・チャンドラ・ガーグ氏は、仮想通貨を全面的に禁止するという方針を打ち出していた人物だ。

ガーグ氏は最近の仮想通貨業界の専門家を集めたウェビナーの中で、通貨として機能している限り、仮想通貨は禁止するべきだとの考えを改めて示した。逆に仮想通貨がコモディティと同じように機能するのであれば、商品取引と同じ規制を適用した上で、投資を認める考えを示している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン