英国に拠点を置く資産運用会社ブレバンハワードは、デジタル資産に直接投資することを計画していると報じられている。

ブルームバーグの報道によると、ブレバンハワード・アセットマネジメントは、メインのヘッジファンドが運用する56億ドルの1.5%、約8400万ドルを仮想通貨に割り当てる。ブルームバーグに語った関係者の話によると、仮想通貨投資会社ディストリビューテッド・グローバルの共同創業者らが仮想通貨投資を主導することになるという。

ブレバンハワードは、ビットコイン(BTC)に加えて「幅広い」仮想通貨に焦点を当てることになるという。

ブレバンハワードが仮想通貨市場に参入するのは、今回の直接投資が初めてではない。ブレバンハワードの共同創設者であるアラン・ハワード氏は米国を拠点とするヘッジファンドであるワンリバー・デジタルアセット・マネジメントの株式25%を保有している。このヘッジファンドは昨年に6億ドル相当のビットコインとイーサリアムに投資している

ほかのヘッジファンドでも仮想通貨投資の動きはあり、今年2月に米ニューヨークを拠点とする投資会社M31キャピタルは、ビットコインヘッジファンドを立ち上げるため、米証券取引委員会に申請書を提出している