UAEの証券監督当局が2019年にICOを導入へ 資本市場にテコいれ狙う

アラブ首長国連邦(UAE)の証券監督当局が、2019年に資本市場向けにイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を導入する予定であることが明らかになった。ロイターが8日に報道した。

ロイターは、株式市場の弱さと原油価格の低下が新規株式公開(IPO)に悪影響を与えていると指摘。UAEの規制当局は、企業の資金調達手段を多様化するため、資金調達モデルにイノベーションを持ち込もうとしているという。

証券監督機関のオバイド・サイフ・アル・ザバイCEOのコメントを、ロイターは伝えている。

「エミレーツ証券・商品庁(ESCA)の理事会は、ICOを有価証券とみなすことを承認した。私たちの計画に従い、2019年の前半には規制を導入するつもりだ」

アル・ザバイ氏によれば、ESCAが現在、アドバイザーとともにICO規制の草案を作成しているという。またアブダビとドバイの証券市場と協力して、ICO取引プラットフォームも開発しているという。

また経済省がIPOの新しい規制を提案しており、首相によるレビューが行われていると、アル・ザバイ氏は付け加えた。また上場企業の取締役会の20%を女性とする別なイニシアティブも進めているという。