少なくとも過去5年間「触れらていない」ビットコインの供給量が、過去最高を記録した。コインメトリックスのデータから明らかになった。

（出典：CoinMetrics「過去5年間”触れらていない”ビットコインの供給量」）

「触れられていない」、つまりウォレットから送金されていないビットコインの供給量は、19日の時点で384万7859BTC（約4兆300億円）。全体の21.6％に占める量だという。

コインメトリックスは、ビットコインが決済手段ではなく、ますます価値保存手段として使われ始めていると分析した。

既報の通り、ビットコインは決済手段としての普及するというよりは、世界経済不安や地政学的リスクに対するヘッジ、つまり価値保存手段として機能するという見方が増えている。

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ただ、一部の富裕層によるビットコインの独占が進むのではないかと懸念する声も出ている。