11月9日の仮想通貨相場は全面安の展開。ビットコインは半月ぶりに一時8600ドルまで下落した。デスクロス形成の影響があるかもしれない。

(出典:Coin360 11月9日午前8時時点)

ビットコインは、2019年9月末の急落でビットコインは2018年3月ぶりにデスクロスを形成。今後の値動きが注目されていた。

デスクロスは50日間移動平均線が200日間移動平均線を下回る現象でビットコインにとってはテクニカル的に「弱気」サインとなると考えられている。

デジタル資産研究を手がけるデルフィ・デジタルによると、過去のデスクロス形成14日以降の戦績はさまざま。15%以上高騰した時もあれば、13%近く下落した時もある。

(出典:delphidigigal 「ビットコインとデスクロス」)

デスクロスに関しては、「現在は50日間SMAは下落しているが200日間SMAは上昇している」ため無効になるとみるアナリストもいる

【関連記事:8000ドル下回った仮想通貨ビットコイン、「今回のデスクロスは心配なし」

一方XRP(リップル)は下げ止まりをみせている。24時間で4.6%下落し0.277ドル付近で推移している

【関連記事:XRP(リップル)急落、0.28ドル下回る SWELLの歴史繰り返される|ビットコインは9000ドル割れ