仮想通貨(暗号資産)取引所OKExは先頃、分散型金融(DeFi)の流行に跳び乗る仮想通貨取引所の仲間入りを果たした。8月28日、OKExはBANDプロトコル(BAND)、JUST(JST)、REN、Reserve Rights(RSR)、ヤーン・ファイナンス(YFI)、Nexus Mutual(wNXM)、YFIIファイナンス(YFII)、Tellor (TRB)の8つのDeFiトークンの上場を発表した。この新たな上場により、OKExのDeFiスイートは合計27となる。

OKExのジェイ・ハオCEOはDeFiの分野を次のように称えた。

「OKExはこれまでDeFiの市場ダイナミクスを注視し、最も高いポテンシャルを示す質の高い革新的なDeFiプロジェクトと協力するよう努めてきた。これほど多くの優れたプロジェクトが市場に出現しているのを見て、私達は大いに勇気づけられている。これはDeFiスペースが急速に発展していることを示すものでもあるからだ」

ブロックチェーンのエコシステムのこの側面に力を注ぐのは、もちろんOKExだけではない。4月にはバイナンスが、暗号資産であるオントロジー(ONT)に裏付けられた新たなDeFiトークンを発行した。バイナンスのブロックチェーン上に構築され、BEP2と呼ばれる一連のパラメーターによって管理されるこの新トークンは「ONT-33D」と名付けられたと、バイナンスの広報担当者はコインテレグラフに語った

6月にはコインベースが人気DeFiプロジェクト、コンパウンド(COMP)のサポートを発表した

Huobiグローバルも先日8月10日にBANDプロトコル(BAND)を上場し、ポロニエックスは7月にDecentrのDeFiトークンを上場した

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン